昨夜は記事アップ後、早々に入浴し、日付が変わる前に眠りに就いた。今朝は平日仕様のスマホアラームで目が覚めるが、その後ちょっとトロっとしてしまう。ノロノロとリビングに移動すると出勤の夫はもう食事を終え、支度が進んでいる。外は雨模様。地面が濡れている。昨日強引に洗濯を済ませておいてよかったと思う。
まずは朝の瞑想ヨーガを済ませ、夫を見送る。朝ドラを視ながら朝食を摂って新聞を読み、夕飯のお米を研ぎ、サラダを作る。講座の後はまたぐったりするだろうと夜は鍋にして、具材を切って準備を終える。
今日はオンライン瞑想ヨーガ指導者養成講座15日目。今日も自分の部屋で受講する。Hさん、Tさんと3人揃って講座を受けるのも今日を入れてあと2日。10月からスタートした講座、なんと早いことか。定刻5分ほど前にZoomを繋ぐ。今日は“幸せに生きるためのヴェーダの智慧”の回。
オームを3回、シャーンティを3回唱え、プラーナを意識して呼吸を続け、ショートメディテーションで暫し休息をとる。前回の講義からその後に感じたことの質問や、感想等についてのシェアからスタートする。
Hさんは「別宅から戻り、金曜日はオンラインクラス、日曜日もリアルクラスを行い、着々と太陽礼拝を進めている。余裕あるところではマントラも唱えている。太陽のムドラーはイメージが湧きやすいようだ。今日は2セット行ったら2セット目に身体の痛みが全て取れてびっくり。今の瞑想でより整った感じ。」とのこと。素晴らしい。
私は「土日珍しく家にいて60分のオンラインクラスを2つ受講出来た。今迄はただただSさんのクラスを楽しんで没頭出来たが、つい自分のガイド等を思い浮かべてしまい、勿体ない感じ。それ以外は家事をやるだけで疲れてしまい、太陽礼拝の練習までは届かず。今は良い瞑想が出来た。4時間よろしくお願いします」とコメント。
Tさんは「スートラの好きな節の“清澄”という言葉がとてもフィットした。ギータの文庫も手に入れた。土日は仕事の面談があり、普段はぐったりするのに心のコントロールが出来たのか疲れないで行えた。太陽礼拝のマントラは途中でイントネーションがわからなくなったり、完全呼吸は慣れてきたが、プラーナのイメージをどうするのだったか混乱している」とのコメント。
Sさんからは「プラーナの操作法はイメージ通りに起こる。浄化する(掃除、ナーディショーダナ)でもよいし、満たすなら染み渡らせるイメージをすればOK。浄化法を先に行ってから、満たしても良いし、浄化がなくてもOK 。」とのコメント。
そして智慧の話へ。“自分を幸せな気持ちにしておくことで平和な感情が生まれ、それが世界平和に繋がる”というのがSさんの師匠の考え方であり、それに共感してこの活動をしているという。
大前提は①私達は幸せになるために生まれ、②本質的に成長するものであり、③私たちの意識は純粋意識(愛、智慧)に繋がっている、というもの。誰も私の幸せを阻むことは出来ない、ということを意識して身に付ける必要がある。
幸せに生きるための智慧の基礎としては次の2つ。①幸せには2つの種類がある(目標を達成したときに感じる幸せ、条件に頼らない幸せ←これが身に付けたい幸せ)。②いつも最善のことが起こっている。
アーユル・ヴェーダから学ぶ幸せに生きるための智慧には4つのステップがある。①「ダルマ:自分のいのちの使命」を見つける、②ダルマを通して「アルタ:経済的な豊かさと自信の願望実現」を体験する、③「カーマ:人間関係の中で幸せになること」を体験する、④「モークシャ:最高の幸福(悟り)」に至る。
ダルマを行う上でのポイントを学んだあと、ダルマを見つける方法として①自分が生まれた環境を見つめる、②その上で自然と思うようになったことや得意なことは何か、の2つについて5分ずつ時間を頂いて、それぞれをまとめるワークをして各人がシェアする。
一番年長のHさんからスタートし、生い立ち等についての話になる。Hさんとは長くお付き合いさせて頂いているが、知らなかったことが沢山あったとSさんのコメント。私もそうである。続いて私、2つ年下のTさん。
Sさんからはヨーガのクラスを担当すると、自分は何のために生まれてきたか疑問に思う生徒さんがいると思うが、そういう時、こうして振り返りをすると良いとのコメント。
ここまでで午前中終了。30分の休憩に入る。リビングに移動し、メールチェック等を終え、温かいスープを飲んで軽いお昼にする。
そして、午後の部スタート。少し雑談をしてから暮らしに役立つヴェーダの智慧を学ぶ。
①恐れ、②不安、③怒りを感じる時、④争いの中にいる時、⑤テロリズムについて、⑥問題を解決したい時、⑦非難された時、⑧あなたの目の前にネガティヴなものを置いていく人がいた時、⑨人と良い関係を気づき、その関係を継続したい時、の9項目だ。特に非難された時、のSさんの体験と対応が分かりやすく、印象に残った。
どれもなるほど、と思うことだが、やはり練習が必要なものもある。インドと日本の国民性の違いから感じ方が違うものもありそうだ。
最後はゲーム感覚のワーク。Sさんが4枚の智慧が記されたカードを持っている。じゃんけんで勝った人から好きな番号を選び、その人がSさんからカードに記された智慧の話を聞いている間、他の2人は音声オフにして聴かずに休憩タイム。一人ずつ授かった智慧について3分間(最長4分)で自分の言葉にして話す。聞いたままのシェアでも、経験を踏まえたものにしてもOK 。合っているかどうかよりもシェアすることを意識し、それを聞いた2人は感想を述べる、といった流れだ。
私は2番目にカードを引いて、残った3枚から1番を選んだ。
「問題(不満等も含む)を抱えた人に出会った時の智慧~誰も幸福や不幸は作れない、その人自身によって作られるものである。」
一般的な対応として次の2つがあるが、どちらも良くない対応。①可哀想に、と同情する:一緒に溺れて引っ張って助けてあげられなくなる、②色々な理由を述べて宥める:その人が直面していることなので本人が向き合う必要があり、必ず本人が解消すべきこととして寄り添う必要がある∴相手は自立した姿勢を養える、というもの。
Sさんからこの智慧を聞き、感想を言って次のHさんにバトンタッチ。
トップバッターのTさんは「失礼な態度を取る人への態度:微笑みを返しましょう」という智慧をシェアされた。
私は「難しいけれど、もしそう出来れば伝染して微笑みが溢れる人が増えればいい」と発言。
Hさんは「すぐに反応して感情的にならず、冷静に距離をおけると最高」とコメント。
Sさんも愛息との関係での例を出して、怒ると逆効果だ、ということをお話される。
2番目のカードの智慧を自分の病気との向き合い方や相談された時のケース等を用いて説明すると、お二人から過分なコメントを頂いた。Hさんには、幸せは自分にしか作れない、という言葉が響いたようだった。Tさんは「良くない2つの対応をやったことがあるが、自分の経験を交えてシェアすると心に響くことが判った」とコメントくださった。
時間を測って喋るのは職業人時代から苦手だったけれど、今日は2分50秒くらいでまとめられて、お二人に伝わってちょっと嬉しかった。
Sさんからは「インストラクターをするとこういう場面に出会うことが多くなる。同情は大事な気持ちだが、幸せにしないと、と思うと一緒に疲れてしまう。私が誰かを幸せにすることは出来ない、ということを押さえておきたい。また、関わらなすぎずで、問題自体を認識しないのも良くない。」とのアドバイス。
最後のHさんの智慧は「智慧のある人は誰といても気楽です」。誰といてもどんな状況でも仲良くしましょう、とシェアされた。
Hさんは言葉だけ聞いた時、ピンとこなかったと仰る。
Sさんからは「智慧のある人はどんな偉い人、憬れの人といても気楽にそこにいてくれて、相手を気楽にさせてくれる。それを目指そう」というコメント。
ということで、授かった智慧を自分の言葉でシェアするという体験を持って本日は終了。最後に1分ずつ感想をシェア。
Tさんは「今日はこの後やってみたいことが沢山ある。あと1回だと思うと寂しい」
私は「智慧の話はとても好き。あと1回とは、嘘のようだ。受け売りのようだが、Sさんのクラスの智慧の話を自分のクラスでも紹介させて頂いている」と発言。
Hさんは「智慧の話は他の人に伝えると完成する、という。感激したことはクラスで話すようにしているが、これで完成するというのが改めて分かった」とのこと。
因みに、4枚のカードで誰も引かなかった2番のカードは「問題を抱える人に出会った時、影響を受けずにいる練習方法は、目の前で100回不満を言ってもらう」というものだった。何事もなかったように自分のエネルギーを高く保つといいよ、ということだそう。なるほど、難しそうだが、ネガティヴな影響をうけなくなる練習は大切だ。
ということで本日は終了。次回最終日は午前中瞑想ヨーガのクラスを、午後はテストではなく、総まとめのおさらいだという。
クラスの途中で母から携帯が鳴ったが、出られなかったので掛け直した。ガス会社に来てもらった報告かと思ったら、案の定ガスは電池の入れ方が間違っていたという。(昨夜、電池の入れ方が違うのでは、と言っても絶対大丈夫、と言い張っていたが・・・)幸いなことに午後一番でいらした若い方のヘルパーさんにかくかくしかじかと事情を話したら、直ぐに見てくださって電池を入れ直しら無事着火した模様。急いでガス会社に連絡したところ、出張を直前キャンセル出来たという。
なんという人騒がせで迷惑な90歳・・・。払わなくて済んだ出張旅費分、ヘルパーさんにご馳走でもしなくていいの、と言ったのだけれど、とりあえず一件落着。また、午前中に行った眼科では右の白内障は進んでおらず視力は1.0と前回より良くなっていたらしい。一方、黄斑前膜で手術をした左眼は相変わらず0.1しかないようだが、右眼が頑張っているので大丈夫という診断だったようだ。次回も経過観察とのこと。
片づけて、リビングへ移動し、お昼兼3時のおやつにクリームパンを頂き、ミヤBMを飲む。外は雨が止んで、日が差していたが、クラスの余韻を楽しみたいのと、集中して疲れたので、リビングで休息することに。
撮り貯めた邦画を1本観る。「犬も食わねどチャーリーは笑う」。主演女優さんが相変わらず演技と感じさせない達者さ。夫婦で見ない方が良いかも・・・という内容のブラックコメディだったが一人だったので楽しめた。
ちょっとウトウトもして2時間が過ぎ、辺りは真っ暗。ご飯を炊いて、夫の帰りを待つ。
夫が帰宅後は鍋を囲み、食事を終える。手紙を書いたり、こうしてブログを書いているうちにもうこんな時間だ。
明日は夫が出勤で夜は宴会。一人の時間が長い。洗濯をして、少し断捨離もして、ヨガクラスにも出かけられればと思う。