ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.5.26 帰京、張りつめていた糸が・・・

2014-05-26 23:04:59 | 
 昨夜は早めに休み、今朝は夫にモーニングコール。一度目覚めてしまったらその後は残念ながら二度寝も出来ず、浴槽足湯をしてじんわりと汗をかく。
 チェックアウトまではたっぷり時間があったのだが、早々に荷物をまとめてしまう。レストランにも行かず、部屋で朝食を摂った。

 ここは、地下鉄で僅か2駅という空港までのアクセスが本当に有難い。昨日までのお天気とは打って変わって曇天。今にも雨が降り出しそうな気配だ。昨日、一昨日とお天気で良かったな、としみじみ思う。

 2泊3日の最終日、今日は帰京するだけだ。他に何の日程もない。ただただ明日からの仕事に備えて、無事に帰宅することと体力温存が今日のミッションだ。思えばこの5か月で3回この街を訪れたわけであるけれど、観光どころか散策と呼べるものは一切していない。学問の神様大宰府詣でが唯一か。

 ここまでずっと張りつめていた心の糸が、プッツリと切れた感じだ。この度、大変お世話になった方々にメールやLINEで御礼の連絡をしてから、ホテルをチェックアウト。一路空港へ向かう。PCを入れて10kgあるキャリーケースを持ちながら地下鉄の階段を下りるのは必死の形相だ。エレベーターが見当らないのが恨めしい。宅配便にすればよかったと唇を噛むが後の祭り。
 いざ乗ってしまえばものの5分で空港到着。搭乗手続きへ向かう。到着後はどなたかをお待たせするわけでもないので、手荷物を預けてすっかり身軽になる。夫からリクエストがあったものを調達しても、飛行機の時間まで1時間以上あったので、いつもどおりラウンジで休息。新聞を読みながら水分補給をして過ごした。

 空弁を買い込んで、機内の人になった。今日は定刻通りの離陸。強風の為、着陸に時間がかかるというアナウンスがあったとおり、若干遅れた到着になった。往復で1冊の文庫本を読み終わった。手荷物も思いのほか早く出てきてくれて、1時間に1本しかない最寄駅までのリムジンバスにも30分待たずに乗車することが出来、ラッキーだった。無事着陸したことを夫やお世話になった方々にご報告した後、バスの中で遅いお弁当タイム。
 いつもは2時間以上、渋滞に巻き込まれれば3時間近くかかるところ、平日の午後という時間帯が功を奏して全く渋滞せずに、1時間半ほどで自宅最寄駅に到着してしまった。すぐにタクシーに乗って、家に着いたのはホテルをチェックアウトしてから6時間という最短記録だった。

 一人旅は気楽ではあるけれど、当然荷物を持ってくれる人がいないわけで、我が家の2階までの階段を見ても本当にげんなりする。常に痛みが出たらどうしよう、とか具合が悪くなったらどうしよう、という不安がある。そして、旅先では絶対具合が悪くなれないぞという強迫観念も、ある。この3日間、ずっとロキソニンが手放せなかった。お天気が悪い所為か、またもや胸痛が出始めている。
 とにかく一度座ってしまったら動けなくなりそうで、玄関に荷物を置くや否や帰宅メールを打ち、一気に片付けものと洗濯にとりかかる。
 1時間半ほどして溜まっていた郵便物や新聞を片付け、リビングに横になったら最後、もう一切動けなくなった。
 夫が月曜日早々宴会というのをいいことに、夕飯を作る元気もなく、では真っ暗にしていれば眠れるのか、といえばそうでもなく、・・・ひたすら泥のようにリビングに張り付いていたら、こんな時間。

 明日から4日間、なんとか踏ん張っていかなければ・・・。
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2014.5.25 「いのちの真実」講演会参加

2014-05-25 21:52:02 | 
 昨夜就寝が遅かった割には、目覚ましをかけた時間の3時間前に目覚めてしまう。さすがに起きるには早過ぎる、としつこく二度寝をした後、恒例の浴槽足湯と爪囲炎のケアを済ませ、朝食ビュッフェのレストランへ向かった。
 沢山の小鉢が選り取り見取り。ご当地の食材豊富なヘルシーな朝食をしっかり頂いて、エネルギーチャージする。今日も気温が上がりそうだ。
 昨夜遅くまでご一緒したOさんは、早朝5時に緊急訪問をされたという。いのちに関わるお仕事の大変さと尊さに頭が下がる。

 午後からの講演会に備え、昨日の疲れを持ちこさないように、と昼前まで部屋でブログ記事を書いたり、本を読みながらゆっくり過ごすことにする。
 ホテルの最寄駅から地下鉄と私鉄特急を乗り継いで1時間弱。たぁさんが2回にわたるガンマナイフ治療をされた病院の記念講堂が会場だ。

 今日の講演会の講師は有国智光さん。山口県周南市にある浄土真宗本願寺派長久寺のご住職だ。7年前、15歳のご子息を3年に及ぶ闘病の末、小児がん(ユーイング肉腫)で亡くされている。「良くなることは期待できない。死んでいくことがどういうことか考え始めよう」とご子息とともに生と死に向き合い、あの子は『おおきないのち』へ還って行き、『おおきないのち』になった、と仰る。
 講演会のご案内には「大切な人を亡くして悲しみの中にある方、又身体だけでなく心のケアを担っておられる看護、介護職にある方にとっても大きな生きていく力となるようなお話が聴けるものと思います。「何があっても大丈夫」と言われる有国先生のお話を“生命が芽吹く”この季節に皆さまと共に共有することが出来たらと願っております」とある。

 著書の「遊雲さん、父さん―小児がんを生きたわが子との対話」は、他でもないたぁさんのブログで知り、有国さんのインタビュー等が掲載された記事等はネットで検索して拝読していた。今回講演会を聴講するのにあわせて著書を購入し、繰り返し読み、持参してきた。本当に“哲学書”なのである。

 2時間の講演では、有国さんは立ったまま、ノー原稿でお話をされた。前半はとても大きく、深い“いのち”に触れる話、そして後半は大切なご子息を亡くされた経験をもとにした、具体的なお話だった。その圧倒的とも言える内容は、とてもここで軽々しく書いてしまうことは出来そうにない。
 開演前、会場に流れていたCD-遊雲さん(亡くなったご子息)が河川愛護月間推進標語で国土交通大臣賞を受賞された「川が好き 川にうつった 空も好き」が歌になったもの-も購入することが出来た。この収益はNPO法人小児がん治療開発サポートに寄付されるという。

 会場では、たぁさんのお友達のUさんとお目にかかり、お隣の席で聴講することが出来た。これまでLINE等でやりとりをさせて頂いていたが、実際にお目にかかってお話をさせて頂き、たぁさんが親しくしていらしたことが本当に良く分かる。
 講演の終了後、持参した本にサインもして頂いた。たぁさん繋がりで東京から来たこと、10年近く闘病中であることもお話する。「何があっても大丈夫」と書いて頂く。そして、ずうずうしくも握手をして頂き、その手の暖かさに感激するとともに、お帰りの前、ミーハーついでにツーショットの写真も撮らせて頂いた。

 その後、Sさん、Oさん、Uさんと甘味喫茶でお茶。今日もたぁさんのお話をしながら、気づけば2時間近くが経過。特急に飛び乗ってホテルへ戻ってきた。
 こうして、たぁさんに繋げてもらった1,100kmを超えるご縁の有難みを噛みしめる1日となった。

 講演後、空港まで2時間かけて戻って、今日のうちに帰京するのは体力的に厳しいため、本日も連泊。
 無事、今回の旅の2つの大きなミッションを果たすことが出来た。

 明日は昼前の飛行機で帰京する予定である。

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2014.5.24 三たび、翼に乗って 新しいご縁とともに・・・

2014-05-25 19:36:22 | 
 昨年12月、そして先月と訪れた街―たぁさんが住む街―に三たび、やってきている。
 自宅最寄駅まで夫に見送ってもらい、今回は昨年12月に初めて訪れた時と同様、一人旅だ。4月の時と同じ時間のリムジンバスで揺られること2時間弱。今回も殆ど渋滞することなく、予定より20分早く到着した。
 いいお天気で、予報通り気温が上がりそうな気配だ。
 
 搭乗手続きを済ませる。到着空港までお迎えに来てくださるSさんを少しでもお待たせしないように、と今回はキャリーケースを機内持ち込みにしてもらった。空弁を調達後、ラウンジでお茶をしながら態勢を立て直し、Sさんにご連絡をして、ほっと一息つく。当初は定刻通りとの案内だった飛行機は、到着便の遅れの所為で15分近く遅延となった。

 離陸した後は、そそくさと空弁の昼食を摂り、見事な円錐状の富士山を見下ろす。本を読みながら2時間弱の飛行時間をやり過ごし、無事1か月ぶりの空港に降り立った。あまりの暑さにクラクラする。予想最高気温は30度という。もはや既に真夏、である。
 今回の目的はたぁさん宅でお参りをさせて頂くこと、そして翌25日、Sさんが企画された講演会―3月にがんセンターで開催され、たぁさんが入院中にお聞きになったもの―を聴講することだ。ここで、たぁさん繋がりのお2人の方にお目にかかれることになっている。

 去る4月20日の夜、9年近い闘病生活に終止符を打ち、たぁさんが旅立たれてから、早くも1か月以上が過ぎた。今もまだ信じられない気持ちだ。ふと、今回、自分は何をするためにここにやって来たのだろう、と思ってしまう私がいる。
 Sさんが運転される車の助手席で、Sさんがわざわざ朝摘みで揃えてくださった薔薇と百合のアレンジメントの大きな籠を抱き抱え、車に揺られること1時間半ほど。たぁさんのお宅に到着した。
 自宅を出てからたぁさん宅到着まで、実に7時間半である。

 ご主人と末娘さんに迎えられ、ご挨拶をしてリビングへ進む。先月伺った折り、ベッドがあった空間は全て片付けられ、がらんとしている。
 そして、沢山の写真やお花、キャンドルとともにたぁさんの遺影、お骨が備えられたスペースが出来ている。神道での葬儀をされたので、お線香も鈴(りん)もない。まずは写真を見ながらたぁさんにご挨拶。静かに微笑む彼女の遺影を見ながらも、まだ、ピンとこない。
 先日、私がお出しした手紙もお供え頂いている。ほどなくして、彼女をケアされた訪問看護師のOさんが到着される。ご主人とSさん、Oさんと4人で紅茶を頂きながら尽きることない彼女のお話をする。
 その間、時々ケージに入った猫ちゃんの甘えた声がする。末娘さんは静かに私たちの話を聞いている。時折、お嬢さんのお顔を見ながら、胸が締め付けられそうな気持ちになる。

 気づけばあっという間に3時間近く。ご長男が帰宅される。翌25日は高校の運動会だそうで、その練習をされてきたとのこと、日に焼けて紅潮した顔をしておられた。外がとても明るいので、もう6時だとは思えない。いつも思うことだが、東京よりもまるまる1時間、日が長いのである。
 思いは尽きないがこれでたぁさんの遺影にお別れをし、再び車に乗せて頂いて、Sさん、Oさんとともに夕食をご一緒するレストランへ向かった。

 ここでも彼女の生き様の話は尽きることがなかった。Oさんは、18年間で500人の方の看取りをされているというベテランの訪問看護師でいらっしゃる。Sさんも音楽療法士のお仕事をされておられる。
 こうして、たぁさんが繋いでくれた不思議なご縁に身を委ねながら、私は1,100kmを超えた距離をものともせずに、ほぼ初対面のお2人と食事をし、お話をしている。
 深く、重いいのちの話を続けながら、いろいろ伺ってみたかったことを沢山伺うことが出来た。おいおいこのブログでも記事にしていきたいと思う。

 そして、またも3時間半近くが経過した。まだまだお話したいこと、伺いたいことは沢山あったのだけれど、さすがに、朝早くから乗り物に揺られている時間も長く、緊張していた所為か、体が重く、目がしょぼしょぼしてくる。
 翌日の講演会のチラシを頂き、帰り道には会場も教えて頂き、宿泊するホテルのあるターミナル駅まで再び車で飛ばすこと1時間半、送って頂く。

 ホテルにチェックインしたのは11時を過ぎていた。長い長い1日となった。
 講演会のご準備もある中、遠回りをして私のことを送って頂いたSさんには、本当に申し訳なかったと思う。

 そんなわけで、昨夜は荷物をほどいて入浴し、とても記事をアップすることも出来ず、1時近くの就寝となった。ご訪問頂いた方には、新しい記事をお読み頂くことが出来ず、大変失礼いたしました。

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2014.5.23 紳士協定ならよいけれど・・・

2014-05-23 21:14:01 | 日記
 “瞬間湯沸かし器”の異名をとる夫が、憤慨したようにある大学からの書類を見せてくれた。「いやいや引き受けた仕事だし、これを潮にもう辞めてやろうかと思っているんだ!」と。

 我が家から片道2時間半かかる大学の非常勤講師を引き受けているのだ。軟弱な私の感覚から言えば、体力温存のため前泊したい・・・と思うほどの長距離である。
 片道2時間半、何度も乗り換えをしながら満員電車に揺られて往復5時間。プラス先方で立ったまま賑やかな学生相手に1コマ1時間半の講義をするのは一日仕事。もちろん事前に講義資料の準備等もある。健康体であってもかなりしんどいだろうと思う。
 なんとか少しでも空いている路線を利用して・・・と通勤費を申請したところ、それが一番安い経路ではないので、と別の経路に訂正され減額されて戻されたそうだ。いわく「こんなに時間がかかる混んだ経路で行く奴なんかいるのかね、とんでもない!」だそう。

 今やPCで路線検索ソフトも簡単に使える。ご親切なことに「早・楽・安」とか「安」とかのコメントまでついて。もちろん「早・楽・安」を双方が選択出来れば、全く問題ないのだけれど。
 かつて片手で持てないくらいの分厚い時刻表をめくりながら、ああでもないこうでもないと旅費計算をしたのは遠い昔である。

 実は私も以前そんな仕事をしていたことがある。
 大学での非常勤講師に対する謝金は、文字通り薄謝極まりない。これは、お互い様、こちらからも派遣しますのでどうか私の顔に免じてお引き受けください、という世界だからだ。そう、紳士協定で成り立っているものである。
 だから、本業を持たずに非常勤講師を複数引き受けて、それだけで食べていくのは本当に厳しいだろうな、と思う。

 夫の話によれば、先方大学の世話役の先生が超多忙で、夫の仕事に関してのご協力はこのところ、全くお引き受け頂けないそうだ。
 夫はそもそも大学非常勤講師なる肩書に魅力を感じるタイプでもないし、講義の準備などは面倒臭く感じているようだ。それに加えて、今回のことがあったので、「もういいや」となったらしい。
 夫は本業があってのプラスアルファだから「これじゃあ辞めます!と言ったらどうなるのかな~」などと言えるのだろうけれど。そうは言えない弱い立場にある方はどうだろう。いろいろ考えさせられ、ため息が出てしまう。

 もちろんお願いする側としては、先方がこの経路で来たい、と言った場合、よほど大廻りで明らかに旅費を稼ぐためのような、いわば悪意を感じるものでない限り、なんとか認めてあげられないだろうか、と思う。最も安い経路で、を初めとしたもろもろの規定が立ちはだかっても、実際にその経路で通っているにもかかわらず、その経路を認めずに机上の通勤費を出すことについて、万一通勤途上に事故があった時にいかがなものか、とも思う。

 夫が結局どうしたのかはまだ聞いていないのだけれど、持ちつ持たれつ、お互いに気持ち良く仕事が出来るといいのにな、と思うわけである。

 さて、ようやく1週間が終了。気候不順が続き、途中でガス欠状態になったけれど、なんとか無事に金曜日の夜を迎えることが出来た。
 毎週のように夫は宴会なので、今晩はまた一人の楽ちん金曜日。
 明日からの遠征に備えて旅支度も整えた。体調万全で出かけるために早く休もうと思う。

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2014.5.22 書けるときと書けないとき

2014-05-22 19:33:33 | 日記
 かれこれ4年半にわたり、こうしてブログなるものをチマチマと書き続けている。
 毎日書くから日記なのだろうけれど、このブログとは別に自分の書き殴り(キー叩き殴り、特に読み直し、校正なし)の日記も付けている。
 「よくもまあ、こんなに毎日書けますね・・・」と言って頂くことが多い(一番身近にいる夫にはしょっちゅう言われている。)。
 ふと、私って、よほど暇なのかしら・・・と思うけれど、実際のところ、たっぷり時間がある時の方がすんなり書けないとも感じている。
 さて・・・、とパソコンに向かってから、今日は何を書こう、というのは、ほぼない。逆にそういう時には、うーん、と考え込んでしまい、大したことを書けずに、なんとなくダラダラと駄文を連ねる羽目になることが多いようにも感じている。

 書きたいこと、お伝えしたいこと、発信したいことがあって、それが消えないうちにパソコンに向かえるというのがベストだ。
 けれど、ふと書きたいことが浮かんだ時にいつもパソコンが目の前にあるわけでもないから、書ける時にガーッと書いて、後で読み直すと、ありゃりゃ?!ということもある。

 そして、いつかも書いたけれど、体調が悪いと書くことが出来ないということもない。
 体調が悪い時には、その具合やら精神的な影響やら、書き留めておきたいこと(!?)が山ほどあるから。そう、本当に体調が悪ければ、あちこち出かけられないから、自分と向き合う時間は沢山あるのだ。
 尤も、人が具合が悪いなどというマイナスオーラ満載の文章を読まされる方はたまったものではないと思いますが・・・。

 ということで、更新が1日、2日途絶えた時は、実は書きたいことがなくて暇をしている、そして、大して体調が悪いわけでもない、と思って頂くのが正解です。

 今日もお天気が不安定。しぶとく胸痛が続き、頭も重く、なんとも体調が悪い。まあ、単純に考えて“気圧が高いと血管は細くなり、内臓は縮む。血液循環が悪く冷えやすい。気圧が低いと血管は拡がり、内臓は膨らむ。血管、内臓、筋肉が膨らめば、神経を圧迫して痛みが出やすい。”ということだそうだから、この上下が頻繁かつ不安定では冷えや痛みが出易くなるのは当然か。どうも気圧は高くても低くてもあまり良いことはなさそうである。

 そんな中、今日は思い切って午後休みを取って、インナービューティヨガのレッスンに参加してきた。こうして普通の日に自分だけのためにこっそりお休みを頂いて、自分の好きなことに時間を使えるって、なんて贅沢なことなんだろう、と思う。
 これもいつも出来るから、というのではなくて、普段は出来ないことだから、というスペシャル感から、より一層有難味が増すというものだ。
 ヨガスタジオのフロントでも「あれ、○○さん、こんな時間にどうしたんですか!?」と驚かれ、ちょっとした罪悪感(具合が悪いわけでもないのに仕事を休んでリフレッシュしている)とちょっぴりの優越感(皆が仕事をしている時間にリフレッシュしている)の両方を感じてしまう。
 レッスンでは内臓の中から温めてとてもリラックスすることが出来た。このレッスンはたっぷり汗をかけて、普段なかなか使えない筋肉を使える。そしてショートメディテーションもあり、終わった時に不思議なくらいとても優しい気持ちになれる。気付けば心穏やかになっているのが実感出来るので、お気に入りのプログラムだ。

 帰途は急に雷が鳴り響き、土砂降りの雨が降り出した。雨宿り方々遅いランチとお茶。若干痛みは残っているけれど、とても幸せな気持ちになった。ここ2,3日の体調不良の負のメンタル状態から上手く脱することが出来そうだ。
 身体を冷やさないように暖かい飲み物や食べ物をたっぷり摂って、良く眠れば、きっとまた復活出来るだろう。
(こんな何のことない日常の徒然なることが、日記カテゴリーの1000番目の記事になりました。)
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