図書館で借りてきたインテリアの本に刺激されて、
たんすで眠っていた帯をテーブルランナーにしてみた。
はさみを入れるときはもったいない気がしたが、
予想をはるかに超えるステキなランナーになった。
結婚したとき、母が和装をいろいろ揃えてくれたがほとんど出番なし。
お正月とか入学式とか、何度か着る機会はあったものの、
一度袖を通した着物は、年数が経つうちにしみが目立つようになった。
この帯もたとう紙を開けたときはちょっとかび臭かった。
子育てが終わって優雅な生活になれば着る機会もあるかと思ったが、
時間があると庭いじりをしたくなるようでは着物など着ていられない。
テーブルランナーの残りの無地の部分は玄関の靴箱の上に敷いてみた。
ぴったりの長さでまったく捨てる部分がなかった。