秋が深まるにつれ、ジャスミン・ホワイトプリンセスの花数が増えてきた。
そばを通るとすごくいい香りがする。今年で抜いてしまうと宣言したので、
一生懸命魅力をふりまいて、こちらの決心を翻させようとしているのかもしれない。
それが奏功したのか、抜いてしまうのではなく、移植しようという気持ちに傾いてきた。
枝が暴れてもじゃまにならない場所というと、やはり柵の脇がいいだろう。
あれこれ迷った末、カロライナジャスミンを茂らせるつもりでいた場所を
ホワイトプリンセスに譲ることにした。もともとカロライナジャスミンは
東側の柵にからませていたのだけど、隣に家が建つことになって、
春に黄色い花がらが隣地に落ちるのはまずいと思い切り詰めたところ、
前ほど花がみごとに咲かなくなって、けっきょく抜いてしまった。
でも、こぼれ種からいくつか芽が出てきたので、そのひとつを南の柵の脇に移植したのだ。
まだ小さいこれをさらに別の場所に移植することにした。
落葉しないカロライナジャスミンは今日植え替えたけれど、
ホワイトプリンセスは葉が全部落ちてからにするつもりだ。
アメジストセージはこのふかふかのつぼみのときもかわいい。
