北海道でひとつ気づいたこと。北海道の車の色はとってもじみ~。
なんかグレイっぽい車ばかり。うちの近所ではたびたび見かける赤い車を
北海道では1台も見なかった。きれいなイエローとかグリーンも走ってない。
なんでだろう。ふしぎだな。
ところで、ハワイではあまりナビを活用しなかったけど、
北海道ではものすごく役に立った。たとえば木がずらーっと立ち並んでいる
道を走っているとき、「この先○○mを右へ」と言われるから、徐行して
注意して見るので、そこに道があることがわかるが、そうでなかったら
木に隠されて寸前まで道があることに気づかなかったりする。
また、なだらかな丘をくねくねと道が走っている美瑛では、
地図上でつねに現在地を確かめることができたので迷わなかったが、
そうでなかったら東西南北どちらへ向かっているかすら
たちまちわからなくなっただろう。
そうはいってもナビも万能ではなくて、最初の日の宿へは最後まで案内してくれず、
「目的地周辺です」で終わったものの、じっさいはまだそこから2回左折する必要があり、
近くの人に場所をたずねてようやくたどり着いたのだった。
これが美瑛の宿。周囲を散策するつもりで早めに到着したので、まだ明るい。
近くのマイルドセブンの丘まで行ってみた。
てっぺんに見えるのが有名なカラマツ林。手前はジャガイモ畑。
今はジャガイモの花が咲く時期。品種によって白とピンクがある。
丘の下からカラマツ林を見上げる。手前は麦畑。
反対側をのぞむと、旭岳やトムラウシが見える。
ずっと天気が悪くて山が見えず、この日は久しぶりに見えたそう。
夕食は地元で採れた野菜料理。大テーブルで大勢で取り分けていただく。
夜、周囲は真っ暗だし、月は新月に近い下弦で昇ってくるのが遅い日だったので、
星がとてもきれいに見えた。最初のうちあまりはっきりしなかった天の川も
夜が更けるにつれてだんだん見えてきた。それでも八重山の竹富島で見た
天の川ほど明るくはなかった。
この日は台湾から来た看護師の女性3人以外はわりと年齢層が高くて
常連さんが持ってきたお酒などいただきながら、遅くまでしゃべっていた。
連泊していた人によると、前日は子供連れの家族が多くて託児所みたいだったそう。
宿の雰囲気がどういうものになるかは、泊まり合わせたメンバーに大きく左右されるようだ。
晴れた昼間はけっこう暑くなるが、日が暮れると開けた窓から
ひんやりした空気が入ってきて足元が寒いと感じる。
夜は長袖Tシャツを2枚はおっていて、ちょうどいいくらいだった。
食堂からの朝の風景。
デッキからの眺め。
2日目も晴れ。遠くの山にはガスがたなびいていた。
余談だが、この宿はこれまで娘が北海道へ行くたびに泊まっていたお気に入りで、
予約するとき、「娘の推薦で」と書いておいたら、知り合いが遊びに来たかのように
とっても歓迎してもらったのだった。