FPの家で暮らす

ストレスフリーなFPの家で ひとり暮らし満喫

奥能登ツアー その2

2019-04-27 13:37:33 | 

次の日は雲一つない晴天。最初に立ち寄った輪島の朝市でもこの青空。

9時ごろだったが、ジャケットもいらない暖かさだった。
こんなところに永井豪記念館が!

市が出ている範囲は高山より広かったが、海産物と漆器の店ばかりで、
高山の方がバラエティに富んでいた気がする。

一番目を惹いたのはタコの干物を吊したこのお店。


この日は8ヵ所に寄る予定で、ひとつの観光地から次の観光地まで
15分から長くても30分くらいの距離だったので退屈しなかった。

次に訪れたのは白米千枚田。「はくまい」を生産しているが「しろよね」と読む。
日本で最初に世界農業遺産に登録された千枚田だ。

余談だが、富山の地名って、けっこう読みにくい。
前の日に行った気多(けた)大社もそうだし(添乗員さんでさえ、最初のうち
「きたたいしゃ」と言っていた)、その所在地の羽咋(はくい)市や
塩田のある珠洲(すず)市も初見で読めなかった。

千枚田を見晴らせる展望台が整備されていて、高いところからも
やや下ったところからも眺められる。

水平線が丸く見えるけど、実際そうだったのか、カメラのレンズのせいか不明。

このときは、まだ田んぼに水が入っておらず、景観的には一番残念な時期だった。


とはいえ、千枚田のすごさはこれでも十分すぎるくらいわかる。


次に止まったのは、すず塩田村。塩田の前で製法の説明をしてくれたおじさん。

揚げ浜式で塩を作っているのは日本でここだけだそう。

わたしがふだん使っている塩は、伊豆大島で作られている「海の精」あらしおと、やきしお。
これを最初になめてみたとき、精製塩と比べてなんて甘い塩だろう!と感嘆したものだが、
今ではこの味に慣れたせいか、能登の塩を味見しても違いを感じなかった。
伊豆大島の塩は、「揚げ浜式」ではなく、機械でくみ上げてはいるが、
天日で濃縮し、平釜で煮詰める伝統海塩という点では同じだからだ。

おみやげにもらった塩と、購入したにがり。

にがりはごはんを炊くときに入れるといいそう。

塩ジェラートを買って、バスの中で食べた。

これについてきたのが、よくアイスについてくる木の匙だった。
高いアイスに木の匙?って思ったのだけど、これがただの木の匙ではなかった。

紙袋から取り出してみたら、ちゃんとスプーンの形に成形されたものだったのだ。

プラスチックのスプーンよりよほど高級かも。

~つづく~


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