火曜日の5時はいっときを争う。千葉での会議も早く終わり、今日は行けるぞと気負いこんで向かった先は、富士見の名物しろモツの「浜田屋」。
5時を10分も過ぎると店は早一杯になってしまう。一人であればカウンターにはなんとか座れる。皆、しろモツが目的である。この「しろモツ」は十分に蒸して柔らかくなったモツを焼いて出す。口の中でトロけるような柔らかさが何とも言えない、旨さが口の中に充満する。絶品である。焼き方の親父さんが亡くなり息子さんの代になり、とやかく言う連中がいるが、変わらない味を守っている。しろモツと並んでシソで味付けした紫色の酎ハイ「バイス」が、この店のもう一つの売りである。ホッピーもあるし、わかめが100円など値段は極めてフレンドリー。
昼前に風邪の治療に医者に行ったにも係わらず、午後からの会議の仲間と狭くて煙い店内で2時間ばかりワイワイとやってしまった。反省。したがって、まっつぐ家に帰ることにした。その日は寄り道もせず、久しぶりに早く寝て明日への体力を温存した。明日の駅前のために。