今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

江戸天下祭りの助っ人

2005年10月31日 | お酒

 日曜日に日比谷公園で2年に一度の「江戸天下祭り」が行われた。祭りにでるには半纏がいる。半纏を自分の町で借りりゃいいのだが、隣町の友人Sに千代田祭り支給の半纏を3枚借りて参加した。

 最初は、御輿を担ぐには足首の骨折がまだ直っていないので祭りに出る気はなかった。半纏の申し込みが少なく形見の狭い思いをしているじゃないかと隣町役員でもあるSを助けようと、ひと肌脱ぐこととした。 とは、かっこいい言い草だが、実は見物するには御輿の列ん中が按配がいい。半纏はパレードの中に入れるパスポート代わり。そんな訳でお助けがてらの便乗とあいなった。

 買い換えたデジカメを首からぶら下げて、いつものようにブラブラ御輿に付いて2時間ばかりのパレード。毎年暮れに派手にやっているミレナリオの通りを抜け皇居前で解散。見物人は相変わらず多い。爺さん婆さんも実に多い。もちょっと若い連中に見てほしいが残念。  

 そうはいっても担ぎ手も結構年食っているのでしかたねえか。今年も青山の仙人がサイクリング車で見に来てくれてた。うちの会社の夫婦も沿道から手を振ってくれていた。知ってるのに会うのは嬉しいものだ。

 今年はいい按配で暖かかった。一昨年に懲りて町の半纏と千代田の半纏を二重に着ていたため暑いくらいだった。おととしは11月の半ば過ぎ頃で、えらく寒かったことを思い出した。あまり遅い時期は年寄りにはこたえる。
 皇居前で弁当、ビールの土産を貰い、さっさと半纏を返して3人でタクシーでアキバへ帰着。密やかに打ち上げでもやっかと、店のやっている五時過ぎの約束で別れる。
 

 家で一仕事を終えて、ヨドバシで今撮ってきた写真をプリントし、五時半にアキバ東口駅前の焼きトンの「とら八」へ。
 「とら八」では地元の町会の連中が先にやっていた。ここの「煮込み豆腐」はキムチ味がちょっと利いて量もありおおすすめである。各種串とマグロ中落ちブツを注文し、生ビールと芋焼酎ボトルを一本あけて、しめて一人3000円。5百円の土日のサービス券三枚貰って、「じゃあまたな」と別れる。
 帰り道、うちの町会の連中と出くわす。「駒忠」でのおいらの町の打ち上げ帰りだ。いずれも祭りの後のお楽しみはいいもんだ。