2014年7月22日(火)
ちょっと前まで通じた話した通じないというのは、歯がゆいようではあるけれど、面接授業や小講演の際に話のタネにできて助かるのでもある。
下の絵、読めますか?
Mさん宛に解説すると、左は丸い輪っかの中に「心」の字、真中は「腹」の字が横倒しになり、右は縦長に伸びた「気」の字。これで、
「心はまる~く円満に、腹は立てずに気は長く」
と読むのだ。
精神衛生の秘訣みたいなもので、小さい頃大人たちから何度か聞かされてきたと記憶する。
「こういうの教わったよね?」と、ときどき周囲と確認し合って安心するのが、ある時から通じなくなった。やれ恐ろしや、屋根の上でおばあさんに会った煙突掃除屋さんではないけれど、ひょっとして僕の妄想?
(図は自作)
京都龍安寺の「知足のつくばい」になると、思想も言葉遊びもぐっと洗練されている。
中央の「口」を共通の部首として、0時方向から時計回りに「吾唯足知」と読めるわけだ。
「吾ただ足るを知れり」
スペイン語の諺でほとんど文字通り同じものを見たことがある。文としては「幸せは足るを知ることのうちにある」という作りになっていた。
たぶん似たことがあらゆる文化圏で言われているだろう。
超文化的な真理であるらしい。
(http://happy-1life.com/waretada.htm より拝借)
ちょっと前まで通じた話した通じないというのは、歯がゆいようではあるけれど、面接授業や小講演の際に話のタネにできて助かるのでもある。
下の絵、読めますか?
Mさん宛に解説すると、左は丸い輪っかの中に「心」の字、真中は「腹」の字が横倒しになり、右は縦長に伸びた「気」の字。これで、
「心はまる~く円満に、腹は立てずに気は長く」
と読むのだ。
精神衛生の秘訣みたいなもので、小さい頃大人たちから何度か聞かされてきたと記憶する。
「こういうの教わったよね?」と、ときどき周囲と確認し合って安心するのが、ある時から通じなくなった。やれ恐ろしや、屋根の上でおばあさんに会った煙突掃除屋さんではないけれど、ひょっとして僕の妄想?
(図は自作)
京都龍安寺の「知足のつくばい」になると、思想も言葉遊びもぐっと洗練されている。
中央の「口」を共通の部首として、0時方向から時計回りに「吾唯足知」と読めるわけだ。
「吾ただ足るを知れり」
スペイン語の諺でほとんど文字通り同じものを見たことがある。文としては「幸せは足るを知ることのうちにある」という作りになっていた。
たぶん似たことがあらゆる文化圏で言われているだろう。
超文化的な真理であるらしい。
(http://happy-1life.com/waretada.htm より拝借)