一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1570   光堂降り始めたる秋の雨

2015年09月01日 | 

  昨日、平泉の「中尊寺」に行ってきました。芭蕉が「五月雨の降のこしてや光堂」と詠ったあの金色堂です。金色堂は、平安時代後期の1128年に奥州藤原氏の初代清衡によって建立されました。

  私が驚いたのは、傷みがひどいため160年後の、なんと1288年に鎌倉幕府が旧覆堂(きゅうおおいどう、)を造ったことなんです。藤原氏を滅ぼした鎌倉幕府が、覆堂を造り、金色堂を守ろうとしたんですね。

現在の覆堂は、昭和38年に造られた鉄筋コンクリート造です。

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