一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

3022  年の瀬を走り抜けたる救急車  流水

2024年01月09日 | 

 この句の救急車は、ある街を走る特定の救急車ではなく、年の瀬という地球上の時空間を走る全世界の全救急車を指しているのである。

 世界では、ロシアがウクライナを、次いでガザでもイスラエルが殺戮を行っている。一般国民がどんなに強く平和を願っていても、政治家になった権力者たちは、何故か戦争をしたがる。

 ロシアやイスラエルにしても、その国の政治家を選んだのはその国の国民なのだから、日本を含むどの国民も殺戮が好きだ、ということになる。人間が平然と人間を殺し、一方で怪我人を助けるべく救急車が駆けつける。なんという理不尽な現実だろうか。

 私達新人類ホモサピエンスが生まれておよそ三十万年、常に戦争と略奪の歴史だった。これからもアメリカを中心とした愚かな権力闘争が続くのだろう。新型コロナやGAFAなどの経済格差によって、既に「新種の第三次世界大戦」が始まっている、とも言われている。一部の超金持ちによる貧乏人の家畜化・奴隷化である。これは誰も気付かないようにひそかに行われている。

いずれにしても明日は我が身、自然災害と同様、再び日本が戦争に巻き込まれるかもしれないのだ。

原木椎茸は、雨が降ると巨大化します

直径10cm以上になったらバター焼きが超美味

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