♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

川野夏美 “霧雨海峡”

2010年08月15日 | 演歌・歌謡曲

若い女性歌手を続けて取り上げます。このブログらしくなってきたという感じですねniko

今回は川野夏美さんの新曲「霧雨海峡」です。彼女はもともと和服を着ない演歌歌手だったのが、確か5年前の「じょんがら恋唄」のときからずっと和服を続けていました。それが今度は洋服に戻ったというのは、それなりに大きな意気込みがあるのだと思います。

クラウンの公式サイトには、「海峡演歌に初挑戦」のキャッチフレーズがありますが、実はデビュー曲が「あばれ海峡」なんですね。ただ、これは威勢のいい男唄だったので、一般的な海峡演歌とは別ということでしょう。

この「霧雨海峡」を聴いて感じたのは、川野夏美さんの歌唱が一皮むけたというか、すごく円熟味が出てきたことです。彼女の持ち味の力強い歌声に加えて、マイナー演歌のしっとり感をうまく表現し、ストレートど真ん中の王道演歌に仕上がっています。

彼女のことを「全くの普通の女」と悪口めいて書いているのを見たことがありますが、どこにでもいそうな女性であるのが彼女の魅力でもあります。それでも最近は、いい意味での大人の女性の妖艶さが出てきたように思います。

彼女にはキャンペーンで2度お会いしていますが、本当に明るくて爽やかな印象でした。「霧雨海峡」の大ヒットを期待しています。
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