
小桜舞子さんはこのところぐっと艶っぽいというか、ふくよかな女っぽさが出てきましたね。そんな彼女の新曲「こころ川」は、まさに王道を行く演歌といった感じです。
歌詞は演歌の常套的なフレーズが4行続いた後、語りかけるような七五調の1行があり、そしてやや唐突な感じに「こころ川」としめくくります。最後のほうで少しひねりを効かせた、これはなかなかうまい構成だと思います。
彼女の歌声は、可憐さと力強さがうまく調和していてくせがなく、まことに心地よいものです。この曲はカラオケファンにもきっと人気が出ることでしょう。
彼女も若手からそろそろ中堅にさしかかる頃で、ライバルは多いですが、頑張ってもらいたいですね。