神園さやかさんは24歳になったんですね。私はデビュー間もない頃の彼女に2回会っていますので、感慨深いものがあります。最初の頃は演歌少女といった感じでしたが、次第に歌謡曲、フォーク調にシフトしてきました。
今回の新曲もフォークっぽい歌謡曲で、内容的には望郷の想い、親に対する感謝の気持ちを表現しています。常識的には母への想いなんでしょうが、歌詞には母とか母さんといった言葉は出てきませんから、父への想い、あるいは両親への想いとも解釈できます。
この曲、イントロを聴いてすぐ思ったのはNHK連続テレビ小説「おはなはん」のテーマに出だしがそっくりだなということです。「おはなはん」のテーマはソフトバンクのテレビCMでも流れていますからね。
ところで彼女はこれからどういった歌手を目指すといいのでしょうね。やはり演歌よりは現在のような歌謡曲路線がいいと思います。型にはまらず、幅の広い、息の長い歌手であってもらいたいです。もちろんこの曲のヒットも大いに期待しています。