ちょうど2か月ぶりの更新です。もう3か月前にリリースされた曲ですが、若手実力派歌手、みやさと奏さんの5枚目シングル「もいちど生まれてくる時は」を取り上げます。
今回は歌謡バラードで、都会ムードたっぷりに哀愁感ただようメロディーが印象的な曲です。
歌詞も印象的で、もう一度生まれ変わった時に、最初は「女を選ばない」、次に「やっぱり女に生まれたい」、そして最後は「やっぱり私に生まれたい」となります。一体どうなんだという感じですが、揺れ動く女心をうまく表現していると想います。失恋の痛手に打ちひしがれ、そこから立ち直って夢を持ち、ふるさとを想う、この心の動きが上昇志向でいいですね。
それにしても、みやさと奏さんは小柄ながら本当にスケールの大きな歌手ですね。新曲を出すごとに新たな魅力が沸いて出るといった感じで、彼女が本物の歌唱力を備えている証拠です。
3年前に大阪でのライブでお見かけしたときは、「かもめ町一丁目」のショートカットのパンツルックといったスタイルでしたが、最近はまたぐっと女性らしさが強調されて、歌唱もさらに洗練されてきたと思います。今後の活躍を大いに期待したいものです。