まさにいぶし銀と形容するにふさわしいベテラン歌手の大川栄策さん。来年で歌手生活50年という大きな節目を迎えます。そして10月25日に発売されたこの新曲は、何と通算100枚目のシングルとのこと。
作曲が市川昭介氏なので、これは埋もれた遺作か、あるいはカバー曲かと思いましたが、実は過去のカップリング曲のリニューアルでした。1984年に発売のシングル「わかれ港町」のカップリング曲「再会橋」が根強い人気があるので、彼の記念すべき100枚目のシングル曲として、タイトルをリニューアルし、新録音でこのたびリリースしたとのことです。
まあ履歴や由来は別として、この曲は親しみやすくて味わい深い、本当にいい曲ですので、確かにカップリング曲として埋もれさせておくのは勿体ないですね。
2年の歳月を経て、別れた女性と再会する男性の心境を歌っています。お互いに色々と思うところはあるけれど、こうして逢えただけでもいい、これからやり直そうという、将来への希望がテーマになっています。
私はこのブログでは主に若手歌手にエールを送って来ましたが、彼のようなベテラン歌手にも若手に奮起を促す意味で、大いに頑張って欲しいと思います。