可愛ゆみさんという名前には記憶がありましたが、3年前に旅情演歌の『下北ひとり』で改名デビューしていて、このブログでも取り上げていました。
コロナ禍で間隔が空いたのかと思いますが、久しぶりとなる改名第2弾シングルが11月16日に発売されています。
タイトルは『垂雪~しずりゆき~』という聞き慣れない言葉で、これは「木の枝に降り積もった雪が滑り落ちること」という意味で、「しずり」だけでも同じだそうです。
内容は、女性主人公の切ない恋心を歌った王道演歌です。
冒頭に「山茶花 枝垂れて 雪が滑り落ちる」と、まさに垂雪の情景描写があり、それが自分に想いを断ち切るようにせかしていると感じています。
他にも歌詞には面白い表現があり、「命があなたに泣いている」「嘘つき背中に雪が舞う」などが目につきました。
今回はMVでもジャケ写でも衣装は洋服で、前とはイメージが違います。
MVの中で、彼女がカラオケのようにハンドマイクで歌っているシーンがあり、印象的です。
演歌ファンにはおすすめしたい一曲です。