
羽山みずきさんは昨年の『雪割り酒』で、演歌のアイドルから脱皮して本格演歌歌手として一回り大きく成長したように思います。
そんな彼女が7月22日発売の新曲『弓ごころ』で、また新しい一面を見せていて、さらにスケールの大きな歌手へとの期待度が高まります。
彼女は高校時代は弓道部に所属し、弓道二段の免状を持っていることを初めて知りましたが、弓道をテーマに女心を歌う新曲ということで、意気込みは大きいことでしょう。
曲の内容は、女性主人公が弓道に打ち込む恋の相手への想いを、弓になぞらえて歌ったものです。
歌詞で印象的なのは各コーラス4行目の「きりりきりきり」で、矢を放った後のきりっとした姿、的を射る様子などのイメージを表現しています。
1番の「きりりきりきり残身の」の「残身(ざんしん)」が最初聞いたときに意味が分からなかったので調べると、これは弓道で矢を放った後の心構えを表す言葉のようです。ただ辞書で見ると「残心」になっていて、「残身」といった漢字の使い方もあるのか、意図的に違う漢字を使っているのか定かではありません。
PVでは当然ながら彼女が弓道をする場面があり、さすが二段の腕前だけに凜々しく決まっていて、これまでのイメージを一新した力強さがあります。
メジャー調の親しみやすいメロディーは、カラオケでもきっと人気が出るでしょうし、男女を問わずおすすめできる曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Ilc2rVs3_-k
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