また二か月以上も更新しないままで、本当にブログをやる気があるのかと疑われてもしょうがないですね。忙しさもあり、このところ歌を聴くことからも歌うことからもしばらく遠ざかっていました。でもいい曲が次々出ていますので、少しずつでも取り上げていきたいと思います。
さて、久々の更新に取り上げますのが多岐川舞子さんの9月発売の新曲「浮草の町」で、彼女にとっては久しぶりのメジャー演歌です。
この曲は、ギターの音色で始まるイントロがいいですね。演歌らしい哀愁と落ち着きをかもしだしていて、ゆったりとした気分に誘われます。
そして多岐川さんが優しく語りかけるように、けなげで控えめな女性の心境を歌い上げています。これこそ演歌を聴く醍醐味と言ってもいい至福の気分を味わえます。
なお「浮草」は普通「うきくさ」と読みますが、この曲では「うきぐさ」と発音しています。そのほうが柔らかい感じがするからでしょう。一つの字の読み方だけでもイメージが随分と変わることがありますからね。