これまで全く知らなかった歌手の歌をふと耳にして、強く印象に残ることがあります。今回取り上げます石川まどかさんの11月27日発売の新曲『眠れぬ花』がまさにそういう曲でした。
YouTubeでたまたま目にして聴いてみると、バラードの歌謡曲ですごくいい曲だなと思いました。メロディがすっと耳になじんで、すぐに覚えられ、頭の中で何度も出てくる感じでした。
というわけで、今回は久しぶりに女性歌手になったわけです。
この石川まどかさんという歌手は、父親の影響で子供の頃から歌が大好きになり、保育士として40年の公務員生活の後、夫の経営するカラオケ喫茶を手伝いながら歌を磨き、カラオケ番組や大会での活躍を経て、歌手デビューを果たされたそうです。
デビュー曲は昨年4月19日発売の『蜃気楼の街』で、この『眠れぬ花』がセカンドシングルになります。
内容は女性主人公が、別れた相手のことを思い出しながら切ない心情を歌い上げるもので、そういう心境の自分のことを「眠れぬ花」と表現しています。
作詞は女性の細やかな感情表現がお上手で、小田純平さんとのコンビでも多くのいい曲を書いている朝比奈京仔氏です。そして作曲はJ-POPから歌謡曲まで数多くのヒット曲を書いている都志見隆氏です。
この二人がタッグを組めば、いい曲が出来ないはずがないといったコンビです。
静かなイントロに続いて、語りかけるように始まるバラードは心地よくて、何度でも聴いていたくなる感じがします。
一般的にはほとんど無名の歌手でしょうが、こういう曲こそ多くの特に歌謡曲ファンに聴いてほしいですね。秋元順子さんや、最近では五十川ゆきさんといった歌手のファンにはきっと気に入ってもらえると思います。
カラオケでもぜひ多くの方にチャレンジしてほしいものです。
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