♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

こおり健太 “恋瀬川”

2019年10月05日 | 演歌・歌謡曲

こおり健太さんをこのブログで初めて取り上げます。彼は2008年のデビューで現在36歳と、演歌界では若手になります。

これまで彼の曲にはあまり関心がなかったのですが、9月18日発売の新曲『恋瀬川』はマイナー調の本格演歌で、なかなか円熟味のある歌唱を聴かせているので注目しました。

これは女歌で、大変情熱的な恋情がテーマの曲になっていて、その感情表現を実にうまくこなしていると感じます。

特に表現的にすぐれていると思うのは、各コーラスの5行目、1番では「どうぞその手で受け止めて」の部分で、これは実際に彼の歌唱を聴けば納得してもらえるでしょう。

メロディーはオーソドックスな演歌の調子なので、演歌カラオケファンには男女を問わず気に入られると思います。

これからも彼の歌唱には期待を持って注目していきたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=e6Jwqx96ynM
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水田竜子 “桂浜哀歌”

2019年10月03日 | 演歌・歌謡曲

水田竜子さんは水森かおりさんと並ぶ、ご当地ソングの女王と言ってもいいでしょう。

前曲『礼文水道』は、北の最果てを旅する女性の心情を歌っていました。さて9月4日に発売された新曲『桂浜哀歌』はどうかと思っていましたが、彼女の力強い切れ味がますます冴えています。

舞台は高知県で、今回は旅先での心境を歌った旅情演歌ではなく、主人公の女性は土佐出身です。土佐の女性は「はちきん」という有名なことばがありますが、そういう男まさりの気丈さだけではなく、その中に秘めた純真な想いを彼女がうまく表現していると思います。

この曲の特徴は、歌詞に土佐のお国言葉が使われているところで、サビの「あんた…好きながよ 好きながよ」の部分がカラオケでも一番の聴かせどころになるでしょう。

ますます快調な彼女の活躍から目が離せません。

https://www.youtube.com/watch?v=yOoEEVmV8ac
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