社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月10日(木)

2010年06月11日 22時07分57秒 | 2010年

  6時起床。今朝は京浜東北線のダイヤが大幅に乱れており、通常30分ほどしかかからない東京まで1時間以上もかかってしまった。仕方がないので、東京から東海道線に乗り換えて、再度横浜から京浜東北線に乗り換えて関内へ。オフィスには何とか9時ぴったりに滑り込んだが、朝からどっと疲れた。

  午前中は、組合の総会議事録作成や決算書類のチェックなどに費やす。昼食は、中華料理屋で「豚肉とキャベツ炒め定食」。このお店は中国人の方が経営されており、700円とこの辺りでは比較的安い値段でボリューム満点かつおいしい本格中華が味わえる。油が多いので若干お腹には優しくないが、がっつり食べたい時には最適なお店である。

  午後は、簿記の勉強と行政から依頼された組合の現状調査。要するに、「リーマンショック以降の不景気の中で、そろそろ上昇の兆しが見え始めたりしてません?」ということだ。もちろん、そんなことはない。自動車解体業者さんが、エコカー減税の恩恵で受注を増やしている(新車が売れれば、その際の下取り車両も増えて、解体される車両も増える)という話はあるが、それも結局は需要の先食いをしているに過ぎず、本質的な意味では景気が良いとはいえない。政府や各種シンクタンクなどが発表しているデータによれば、確かに景気は回復に向かっているとのことだが、中小企業者がそれを実感できるのは当分先のことなのではないだろうか。

  18時前に退社し、19時半に帰宅。入浴と夕食を済ませてから、簿記の過去問に取り組む。結果は86点。良くいえば満遍なく点が取れたし、悪くいえば満遍なくミスがあった。最近は問題が難しくて検討もつかないというようなことはなくなってきたのだが、それにも関わらずこの程度の点数ということは、いかにケアレスミスが多いかということである。しかし、こればかりは気を付けるにも限度があるので、多少のミスは仕方ないと開き直るしかない。結局は、70点未満(不合格)か以上(合格)かが問題なのだ。

  その後、少し夜更かしして、録画しておいた清水エスパルスvs.京都サンガの試合(5月5日@京都西京極)を見る。前半に2点を取られたエスパルスが後半に一挙4点を挙げて逆転するという試合なのだが、特にボスナー選手の挙げた4点目が衝撃的だった。30メートル以上のFKで、ボールの前に立っていた藤本選手が壁の場所が近いとアピールしている間に背後からボスナー選手が突っ込んできて、低い軌道の弾丸シュートがそのままゴールに突き刺さる。何度か巻き戻して見たのだが、ボールが速すぎてどこを通ったのかよくわからない。また、藤本選手のフェイクのアピールも効果的で、おかげで相手ディフェンス陣の気が緩み、シュートコースがぽっかりと空いた。まさに、頭脳とパワーの融合が生み出した得点といえるだろう。このシーンは、消さずにDVDに焼いて保存しておこうと思う。