6時起床。午前中は、先輩と一緒にディスプレイ製造業の組合へ出張。相鉄線のいずみ野駅から歩いて10分ぐらいのところに理事長の会社兼組合事務所があるのだが、今日は非常に気温が高かったので汗だくになってしまった。応接室で組合運営に関する話をした後、会社内を案内して頂き、ディスプレイ製造の過程を見ながら最近の業界の趨勢について話を伺う。この会社は大会で賞を取る様な高い技術を持っているので不景気の影響はあまりなさそうだが、業界全体としてはやはり苦しい状況が続いているらしい。確かに、経費削減で真っ先に目がいくのは広告費であろう。
オフィスに戻る途中、二俣川の商店街に立ち寄って「かつふみ」というとんかつ屋で昼食。私はここで「かつふみ定食」という、ロースカツの中にカニクリームの入ったとんかつを食べたのだが、これがとても美味しかった。ジューシーなカツと濃厚なカニクリームが混ざると、こういうことになるのか。全くの新食感なので単純に「とんかつ」というジャンルで比較することは難しいが、これは揚げ物界の中でも相当上位に位置する料理だと思う。
見た目は普通のロースカツだが…
肉の間にカニクリームが入っている。
その後、商店街を一回りしてから、以前先輩がこの近辺に住んでいた頃によく通っていたという「温故知新」というカフェで休憩をとる。その名の通り、店内では古い洋楽が流れ、10年以上前の雑誌や本が並んでいる。また、今はワールドカップ期間ということで、過去の大会を特集したサッカー雑誌も並べられていた。当然私は初めて入ったわけだが、何となく落ち着くところである。その後は、14時過ぎに帰社してオフィスで事務作業。
定時で退社し、伊勢佐木モールから1本脇に入ったところにある美容室で髪を切る。完全に飛び込みで入ったのだが、結果的に良い美容師さんに出会うことが出来た。私は右側の髪が横に伸びるクセがあり、そのために横のボリュームが多く見えてしまう。それ自体にはどの美容師さんも気付くのだが、大抵の方は少し調整した後にワックスを使ったごまかし方を教えてくれるだけで、それを何とかしようと試行錯誤を繰り返してくれたのはその方が初めてだった。もちろん、完全に修正されたわけではないが、だいぶマシになったし、何より「何とかしてやろう」という気持ちがありがたい。私に似合わないオシャレな雰囲気のお店だし、値段的にも結構するのだが、出来れば今後も通いたいと思う。
22時前に帰宅。ワールドカップのアルゼンチンvs.韓国の試合のラスト30分を見ることが出来たのだが、アルゼンチンの攻撃力には驚かされた。前評判では連携不足が指摘されていたが、そんな様子は微塵も感じられない。そして、何よりメッシがキレキレだった。彼にあそこまで気持ちよくプレーされたら、いくらタフな韓国でも太刀打ち出来ない。