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11月23日(火)

2010年11月23日 23時43分39秒 | 2010年

  6時半起床。朝食は抜き、身支度を整えて家を出る。東京駅08:20発の東名ハイウェイバスに乗り、静岡駅へ。途中、事故の影響で沼津ICから清水ICまでの間が渋滞していたため、到着は定刻より20分ほど遅い11:50頃だった。しかし、これくらいの遅れは想定の範囲内である。


渋滞のピークは、富士IC付近。

  昼食は、静岡駅から歩いて5分ほどの丸井裏にある洋食屋「ピザハウス ハイホー(HI-HOO)」で。ここは完全に地元民向けのお店で、昼時ということもあって席はほとんど埋まっていた。ここのピザは、トッピングを自分で選ぶことが出来る。今回は、ベーコン・ポテト・あさりを選択した。混雑していることもあって出てくるまでに20分近く待たされたが、出てきたピザはチーズがふんだんに使われており、とても美味しかった。普段職場の近くで食べているピザのようなお洒落な感じはないが、サクッとした生地の上でトッピングの素材がきちんとその存在を主張しており(特に、ポテトの甘みが印象的だった)、古典的なピザのかなりレベルが高いものという感じである。こんなお店が地元にあったら、確実に毎週通うだろう。


地元か職場の近くで食べられればいいのに。

  アウトソーシングスタジアムには13時半前に到着。小野選手の欠場でどのようなメンバーになるのかと思ったら、藤本選手を中盤に下げ、前線には大前・永井・岡崎というスピードのある選手を揃えてきた。ただ、実際に試合を見終わってから振り返ってみると、今日は4-3-3というよりも4-4-2のシステムだったように思う。特に、途中交代で伊東輝選手が入ってからは、完全にダブルボランチ体勢だった。また、試合前には兵働選手の通算150試合出場を祝うセレモニーがあった。その瞬間は深く考えずに拍手を送っていたが、よく考えると150試合出場というのは素晴らしい記録である。


選手入場時の応援席。この瞬間の盛り上がりがたまらない。


通算150試合出場、おめでとうございます。


来期のことを考える上で、今日のメンバー構成はなかなか面白い。

  14時キックオフ。前半の入り方が比較的良かったので「今日は期待出来そうだなー」などと思っていたら、15分に大前選手の粘りから最後は兵働選手が豪快なシュートを決め、エスパルスが先制する。更に、39分にはこれまた大前選手の粘りから得たCKに岩下選手が頭で合わせ、追加点。しかし、後半に入るとさすがに3連続中2日というタイトな日程による疲れからか、広島に押し込まれる場面が増え、36分には李忠成選手にゴールを奪われ2-1。その後、広島は「勝つためには手段は選ばない」とばかりにラフプレーやスポーツマンシップに反する行為を繰り返し、スタジアムが騒然とした雰囲気に包まれた。清水のサポーターは比較的温厚だと言われているし、私の座っている辺りは着席して観戦する席なので静かなサポーターが多いのだが、それでも今までに聞いたことのないようなブーイングの嵐だった(まあ私もしたのだが…)。しかし、再三のピンチもGK西部選手の神憑り的なスーパーセーブ等で乗り切り、そのまま2-1で試合終了。このような展開で追いつかれるわけにはいかなかったので、ホイッスルが鳴った瞬間は私も含めスタジアム中が喜びを爆発させた。


前半、藤本選手のFK。惜しくもGKにセーブされた。


ヒーローインタビューは、先制点を挙げた兵働選手。

  試合終了後、勝利の時の恒例となっている「勝ちロコ」に長谷川健太監督が参加し、スタジアムが一気に盛り上がる。何だかんだ言っても今の清水を作り上げたのは彼であり、その功績にはサポーター全員が心から感謝しているのだ。今シーズン限りでの退任が決まっている指揮官にとって、日本平での試合は今日を含めて残り3試合。残りの2試合でも、指揮官と一緒に踊れることを期待したい。


監督参加の「勝ちロコ」で、スタジアムは大盛り上がり。

  静岡駅17:19発のこだま666号に乗り、東京へ。指定席が満席とのことだったので座れるかどうか心配だったのだが、自由席は比較的空いており、2人掛けの席を独占して勉強に集中することが出来た。往路の高速バスと比べて、新幹線での静岡-東京間の移動は本当に楽だ。これでもう少し値段が安かったら、文句なく毎回新幹線を使うのだが。


新幹線を目の前にして写真を撮らずにいられないのは、鉄道オタクの性だろうか。

  19時半過ぎに帰宅。出掛けに親に「今日は夕飯いらないよ」と言っておきながら食べてくるのを忘れたので、たまたまあったクリスピー・クリーム・ドーナツを夕食代わりにする。ここのドーナツは、2つも食べればお腹いっぱいになる。しかし、そうなると今日食べたのはピザとドーナツだけか…。

  夜、録画しておいたテレビで今日の試合を振り返る。そこで改めて感じたのは、藤本選手がキレキレだったこと、西部選手がまさに「守護神」といえるスーパーセーブを連発していたこと、岡崎選手と大前選手が守備においてもかなり貢献していたことなどである。一方で、途中から出場した期待の新人、伊藤翔選手はまだ少しコンディションが良くなかったようだ。怪我の影響もあるのだろうか。しかし、若手の選手がどんどん出てくるのは良いことである。