社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月9日(火)

2010年11月10日 00時03分19秒 | 2010年

  6時起床。今日も、一日中オフィスの中で事務作業に取り組んだ。国からの受託事業に関する月次報告の作成と、既に提出済みの四半期報告の修正が明日に迫っているのだが、未だに全ての資料が出揃ってすらいないので、作業の大半が手付かずの状態になっている。これは誰が悪いというものではなく、単純に我々組織の業務システムとこの報告の要求事項が噛み合っていないという問題なので、出来るだけ早く修正していきたいと思う。それに加えて、予算の執行管理も任されることになったので、今まで以上にパソコンに向かう時間が増えそうだ。


APECの関係で、職場の周りも結構な厳戒態勢がとられている。

  昼食は、昨日先輩から教えて頂いた洋食屋「イタリーノ」へ。このお店では、大半の客が「本日のランチ」を注文するので、特に何も言わなければ勝手にそれが出てくる。今日のメニューは「メンチカツ」。大きなメンチカツ2個にキャベツ、スパゲッティに大盛りのライスが付いて、550円。しかも、おいしい。値段や味、お店の雰囲気的にも、早稲田の「キッチンおとぼけ」に似ている。唯一違うのは、こちらでは高齢の女将さんが心地良い江戸っ子感に溢れていることだろうか。そんな女将さんのキャラクターも含めて、個人的にはこういうお店は大好きだ。


店名は「イタリーノ」だが、イタリアンレストランという感じではない。


料理の見た目も、「おとぼけ」のものにそっくり。

  夜は、先日(10月31日)の「リサイクルデザインフォーラム2010」のお疲れ様会ということで、専務、局長、先輩、同期と私の5人で中華街へ。結構お高いお店で、普段は食べられないような料理(フカヒレ!)をたらふく食べた。また、普段は専務や局長とお話をする機会がなかなかないので、彼らの仕事観などを聞くことが出来て、とても面白かった。彼らは私とは違って、長年の経験を元に長期的な視野で仕事をとらえているので、その話を聞いていると非常に勉強になる。一方で、それを鵜呑みにして従うだけでなく、自分自身の考え方を確立していく必要性も強く感じた。彼らに対して、「いや、それは違うんじゃないですかね」と自信を持って言えるようになってこそ、一人前なのかもしれない。そして、そのためには多くの経験と勉強が必要になるだろう。