社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月29日(月)

2010年11月29日 23時55分57秒 | 2010年

  6時起床。午前中は、組合関係の書類作りに取り組む。この仕事は難易度が高くない反面、手間が掛かるので厄介だ。チェック項目も多く、どうしても時間が掛かる。しかし、これが本来の我々組織の最も基本となる仕事なので、疎かにするわけにはいかない。無条件に上司や先輩のチェックを受けられる今のうちに、とにかくたくさんの数をこなして一通りの作業を頭に叩き込んでおこうと思う。昼食は、韓国料理屋の「プルコギ丼」。

  午後からは、県庁で「県知事表彰」のお手伝い。これは、模範的な組合やその役員、事務員に対して県知事から表彰状が送られるというもので、年に1回行われている。場所は県庁の大会議室で、歴史を感じさせる造りが非常に印象的だった。表彰の中身よりもそっちのほうばかりに意識が行ってしまっていたのは、ここだけの話である。


古い洋館に来たような感覚になる。

  18時前に一旦帰社し、ほとんどすぐに退社。20時前に帰宅し、資格試験の勉強に取り組む。会計分野で最も基本的な仕訳問題を中心に、確実に取らなければならないところの再確認。ここまで来たら、いかにケアレスミスをなくすかが重要である。

 


11月28日(日)

2010年11月29日 21時01分38秒 | 2010年

  6時45分起床。7時半過ぎに家を出て、平塚へ。今日は、休日出勤で、平塚市八幡大門通りで行われる「かながわ朝市サミット」のお手伝いである。この「朝市サミット」は今回が2回目で、県内各地から集まった約90の出展者によって盛大な朝市が開催された。この大門通りは、かつて平塚八幡宮の表参道として栄えていたが、国道1号線によって通りと八幡宮が分断され、それ以降は衰退の一途を辿っている。現時点では、マンション等の建設によって、商店街であることすらわからないぐらいである。そこで、何とかもう一度この通りを復活させようという取り組みの一環として、今回の朝市が企画されたのである。ゆくゆくは、国道に横断歩道や信号機を設置し、以前のように通りから一直線で八幡宮へお参りが出来るようにすることを目指している。


平塚八幡宮大鳥居


左側の大きな大根は、あの有名な「三浦大根」


これ以外にも、たくさんのお店が並んでいる。

  開始は11時。オープニングセレモニーでは、市長を始めとした来賓の挨拶や和太鼓のパフォーマンスなどが披露された。その頃から大勢の人が続々と訪れ、すぐにまともに歩けないくらいの賑わいとなる。私たちのメインの仕事は八幡宮境内で行われるシンポジウムの準備・運営だったので、開始後の朝市会場を巡る時間はほとんどなかったが、昼食は何とか確保することが出来た。


市長挨拶。平塚市長って、女性だったんですね。


和太鼓のパフォーマンス。めちゃくちゃカッコイイ。


開始直後からこの混雑っぷり。


昼食①「シラス焼きおにぎり茶漬け」


昼食②「メンチカツ」

  13時からシンポジウム。議題はもちろん、「商店街の活性化」である。こちらも予想以上の盛況で、会場は満員となり、用意していた資料も全てなくなってしまった。私は大半の時間を受付で過ごしたので内容についてはよくわからないが、かなり積極的な意見交換が行われたようだ。県や市などの行政関係者も多くいらしていたので、今後の具体的な展開が楽しみである。


真剣に話し合いが行われている。

  シンポジウム終了は16時前。本来はこの後も出展者同士の交流会があったのだが、先輩と私はここでお役御免となる。せっかくなので、先輩と一緒に八幡宮をお参りしてから帰ることにする。今日は、七五三で訪れている家族もちらほら見られた。ちょうど銀杏が綺麗に色づいており、子どもたちも喜んでいた。また、ここの八幡宮は神殿も非常に立派な造りで、夕方ということもあって荘厳な雰囲気を醸し出していた。私は資格試験の合格を祈願したのだが、先輩は何をお願いしたのだろうか。


銀杏の絨毯。

  18時過ぎに帰宅。今日のイベントを通して感じたのは、一度衰退した商店街を活性化させることの難しさである。確かに、今日のような突発的なイベントで人を集めることは出来る。しかし、その賑わいを常態化するためには、個々の店舗の魅力を上げ、PRしていくことはもちろん、プラスアルファ「そこに行きたい」と思わせる何かが必要である。その「何か」がわかれば苦労しないわけだが、私としては早稲田で行われているアトム通貨のような取り組みがヒントになるような気がする。もちろん、あくまで直感に過ぎないのだが。