社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

11月1日(月)

2010年11月02日 22時25分57秒 | 2010年

  6時起床。昨日が仕事だったせいか、かなり疲れが残っている。行きの車内でも、座ってからは完全に爆睡し、川崎駅で起きた人身事故で電車が遅れたことにすら気付かなかった。しかし、オフィスに着いてからは幸運にも来会対応やら事務作業やらでバタバタしていたので、時間の流れはかなり早く感じられた。昼食は、いつもの中華料理屋で「エビと卵炒め定食」。

  定時後にオフィスを出て、先輩と一緒に幸浦にある卸商業団地へ。先週の金曜日に結論が出なかった共同データバックアップ事業の課題解決について話し合う。やはり、外注先の対応にはかなり問題があって、事態はかなり複雑なようだ。おかげで、話し合いは3時間近くに及んだ。とりあえずは、金曜日に行われる外注先との会合で、事業に対する考え方の擦り合わせをうまくやることが重要である。

  23時前に帰宅。清水エスパルスの公式HPで、長谷川健太監督の今シーズン限りでの退団が正式に発表された。「正式に」と言ったのは、既に数日前に新聞等で報道されていたからである。ここ数年でエスパルスファンとなった私にとって、このチームがある程度上位に位置するのは当然のことのように思えるが、長谷川監督が就任した当初(2005年)は残留争いをするようなチームだったわけで、そんなチームをここまで押し上げた実績は素晴らしい。友人曰く、これまで「あ~、また残留争いかよ」を、「あ~、またタイトル取れなかったよ」まで持っていってくれたのが彼だったとのこと。選手の起用法や戦術などが批判されることも多かったが、それまでプロでの監督経験がなかったにも関わらず、生え抜き監督としてここまで安定した成績を残すチームを作ったのだから、今回の退団は「勇退」と言っても過言ではないだろう。しかし、今シーズンはまだ終わっていない。彼に有終の美を飾ってもらうためにも、最後の砦となった天皇杯では何としても頑張って欲しい。また、一部報道では、ヨンセン選手の退団や、エスパルスのシンボル的存在である伊東・市川両選手の戦力外も囁かれているが、ダルビッシュ投手の例もあるし、正式な発表を待ちたいと思う。


10月31日(日)

2010年11月02日 22時04分34秒 | 2010年

  6時起床。今日は休日出勤。横浜市資源リサイクル事業協同組合主催のイベント「リサイクルデザインフォーラム2010」のお手伝いで、朝から横浜港の大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋ホール)へ。みなとみらい線の日本大通り駅から歩いたのだが、県庁周辺の銀杏並木が薄っすらと色づき始めていた。また、ターミナルの上からは周囲の景色がよく見え、集合前のわずかな時間だったが、ちょっと得をした気分になった。


雲間から差し込む陽の光が幻想的だった。

  このイベントのメインは、小学生が書いた環境絵日記の展示・表彰である。横浜市内の小学生に、夏休みの宿題としてエコを主題とした絵日記を書いてもらい、その中の優れた作品が表彰・展示される。今回は、約15000作品の中から500作品が展示、24作品が表彰された。私たちの組織からも1つの表彰を用意させて頂き、副賞として箱根温泉の協同組合からご協力を得て、温泉宿泊券を用意した。おそらく、数ある副賞の中でもかなりレベルの高いものである。それ以外にも、古着や使わなくなった素材を利用して作った衣装を活用したダンスショーや、数多くの協賛企業・官公庁によるエコ活動体験ブースなども盛況で、最終的には来場者数が5000名を超えたらしい。ちなみに、私はビデオ&カメラの撮影係だったので、仕事を通して会場内をくまなく見て回ることが出来た。


開場直後から、続々と人がやってくる。


絵日記展示コーナー。中にはかなりレベルの高いものもあった。


私たちの組織からの表彰を受けたのは、4年生の女の子だった。


昼食は、スタッフ用のお弁当。

  このイベントの目的は、単に環境問題への意識を高めることや、エコ活動を推進することではない。小学生に夏休みの宿題として絵日記を書かせる際、このような展示や表彰(&魅力的な副賞)といったインセンティブを用意することで、積極的な親の関与を促し、それによって組合の認知度向上を実現すると同時に仕事(資源回収事業)の発注元である行政へのPRを行い、最終的には組合員企業の事業の安定につなげる、という意図があるのだ。今回、私としては単なるお手伝いではなく、全体を見通してこのイベントがいかに機能しているのか確かめるという役目があった。1日を通して、正直上記の意図が達成されているのかどうかはわからないし、個人的には様々な問題点もあったように思うが、何より子どもたちやその家族の笑顔をたくさん見ることが出来たので、イベントとしては成功といえるだろうと思う。

  片付けが終了したのが17時半過ぎ。すぐに同期と一緒に横浜駅までタクシーで帰ったのだが、その前にデッキから見たみなとみらいの夜景が印象的だった。これが仕事ではなく、デートだったら最高のシチュエーションだったろうに。


日中と日没後で、こんなにも印象が変わるとは。

  急いで早稲田へ戻り、大学時代の友人たちと夕食。とは言っても私はかなり遅れて合流したので、あまりゆっくりは出来なかった。帰宅は23時過ぎ。