社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

4月10日(日)

2011年04月10日 23時54分01秒 | 2011年

  11時起床。埼玉県議会議員選挙の投票がてら、近所の桜並木まで散歩に出掛ける。相変わらずうちの選挙区では私の支持政党から候補者が出ていなくてがっかりだったが、まあどっちにしても死票になる運命なので別に…と思っていたら、私の投票していた候補者がギリギリで当選していた。しかも、次点の落選者との差は約150票。自分、なかなか良い仕事をしました。

  桜並木では、多くの人がお花見を楽しんでいた。震災以降、こうした娯楽を自粛するムードが漂っているが、桜には人々の心を明るくする力がある。

  夜になり、続々と選挙の結果が速報で伝えられた。残念ながら、私の1票が死票にならなかったこと以外は予想通りの結果である。特に、東京都知事選などの結果を見ると、民主主義の正統性を疑いたくなる。そもそも、多数派が正しいという根拠は存在しないし、実際のところ多数派による少数派の抑圧は至る所で起きている。海外では現在もクーデターが起きたりするが、「その気持ちもわからなくない」と言ったら、私は人格を疑われるだろうか。


4月9日(土)

2011年04月10日 11時32分30秒 | 2011年

  9時起床。午前中は録り溜めていたテレビ番組を見て過ごす。

  午後からもテレビの前に陣取り、「東日本復興支援チャリティーマッチ」清水エスパルスvs.ジュビロ磐田(@アウスタ)の試合を見る。結果は、1-1の引き分け。チャリティーマッチなのであまり参考にならないかもしれないが、小野選手の展開、高原選手のポストプレー、大前選手の突破など、段々と各選手の持ち味がきちんと出るようになってきて、未来に期待の持てる内容の試合だった。また、いつもの静岡ダービーの激しさとは異なり、サポーターを含め両チームが協力して良いサッカーをしようという姿勢が随所に見られた。特に、両チームのサポーターがベガルタ仙台の応援歌である「カントリーロード」を歌っている光景は感動的だった。

  試合終了後、近所のコンビニへサッカーのチケットを買いに行く。リーグ戦再開の4月23日に行われる清水エスパルスvs.アビスパ福岡(@アウスタ日本平)と、同29日の清水エスパルスvs.横浜Fマリノス(@日産)のチケットを購入。中止になった3月12日の清水エスパルスvs.鹿島アントラーズ(@アウスタ日本平)のチケットも手元にあるから、現時点で3枚のチケットを持っていることになる。このペースでいくと、おそらく今年も観戦回数が2桁になるのは間違いないだろう。こういうことをやっているから、なかなか貯金が貯まらない。

 


4月8日(金)

2011年04月10日 00時12分32秒 | 2011年

  7時半起床。大量の書類を持ってさいたま新都心へ。駅前で上司と待ち合わせ、関東経済産業局の担当検査官の元を訪れる。修正した書類のチェックを受けている間は終始緊張していたが、大きな不備もなく、週明けには委託金の支払額が確定することとなった。まだ書類の修正等が一部残ってはいるが、これで一応私たちのチームの平成22年度が一段落した。

  昼食をとり、横浜へ戻って今年度の事業に関する打ち合わせを行い、就業後は上司と先輩と3人で野毛の「小半(こなから)」で打ち上げ(残念ながらもう1人の先輩は体調不良で早退)。名物の鯨料理に舌鼓を打ちながら、閉店までひたすら話をした。こういう機会の最も良いところは、普段は聞けない彼らの仕事への想いをじっくり聞けることである。どういう考えで仕事に臨んでいるのか、この仕事をする上で大切なことは何か、私にどういう仕事振りを求めているのか…。こういう話は、適度にお酒が入ってこそ出てくるものだろう。そして、そもそも「もっとこの人の仕事の話を聞きたい」と思えるような上司・先輩に恵まれたことに感謝したい。

  帰宅は1時前。私もこの組織に入って1年が過ぎた。上司が2年目の私に求めるのは、自立への第一歩を踏み出すことである。これまでの「〇〇なんですけど、どうしましょう?」から、「〇〇なんですけど、僕はこうしようかと思っているんですが、どうですかね?」というステージへの階段を上り始めることが、今年の私に求められている。もちろん、今はまだ「こうしよう」という選択肢が少ないので最初から上手くいくわけではないが、事業の詳細や各種施策、補助金等様々な情報を少しずつ収集して、自分の考えをどんどん上司にぶつけていきたいと思う。