11時起床。埼玉県議会議員選挙の投票がてら、近所の桜並木まで散歩に出掛ける。相変わらずうちの選挙区では私の支持政党から候補者が出ていなくてがっかりだったが、まあどっちにしても死票になる運命なので別に…と思っていたら、私の投票していた候補者がギリギリで当選していた。しかも、次点の落選者との差は約150票。自分、なかなか良い仕事をしました。
桜並木では、多くの人がお花見を楽しんでいた。震災以降、こうした娯楽を自粛するムードが漂っているが、桜には人々の心を明るくする力がある。
夜になり、続々と選挙の結果が速報で伝えられた。残念ながら、私の1票が死票にならなかったこと以外は予想通りの結果である。特に、東京都知事選などの結果を見ると、民主主義の正統性を疑いたくなる。そもそも、多数派が正しいという根拠は存在しないし、実際のところ多数派による少数派の抑圧は至る所で起きている。海外では現在もクーデターが起きたりするが、「その気持ちもわからなくない」と言ったら、私は人格を疑われるだろうか。