社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月14日(月)

2013年10月16日 22時09分42秒 | 2013年

  9時半起床。身支度を整え、11時過ぎに母と祖母と家を出る。

  京浜東北線に乗って新橋へ移動し、浜離宮へ。ゆっくりと時間を掛けて、園内を一周する。都心とは思えないほどのどかな雰囲気で、天気も良く、歩いているだけで気持ちが良い。

  池の真ん中にあるお茶屋さんで休憩。落ち着いた庭園と遠くの高層ビルを眺めながら、お抹茶を頂く。お抹茶の苦さは相変わらず苦手だが、お茶菓子(和菓子)は美味しい。

  浜離宮の周りには、とにかく高層ビルが林立している。しかし、それは決して違和感を感じさせるものではなく、むしろその光景こそが、この場所の特殊性を強調している。遠くの高層ビル群が、目の前の庭園の優雅さを引き立てているのだ。かつてこの場所で過ごした徳川家の歴代の将軍たちも、きっと今のこの景色を気に入るに違いない。

  浜離宮から水上バスに乗り、浅草へ。運良く窓側の席に座ることが出来たので、東京湾から隅田川にかけての景色の移り変わりを存分に楽しむことが出来た。特に、進行方向に東京スカイツリーが見えた時の感動は、首都圏に住んでいる私にとってもなかなかのものである。

  水上バスを降り、浅草方面へ。水上バス乗り場から吾妻橋に上がったところからだと、ちょうどアサヒビールの通称”ウンコビル”とスカイツリーのツーショットが見える。

  浅草寺近辺を一周してから、「たつみ屋(東南屋)」で遅めの昼食。私は、どじょうの柳川鍋を食べる。人生初のどじょうである。しかし、正直なところ、臭みもないし、味にもそれほど特徴らしいものを感じなかった。別に悪いわけではないのだが、普通に美味しい魚なのだ。良くも悪くも、もっとガツンと存在感を主張してくるものと思っていたので、複雑な気持ちである。

  東武スカイツリーラインに乗り、東京スカイツリー駅へ。運良く、浅草駅で特急りょうもう号を見かけた。なぜかはうまく説明できないのだが、東武線の特急には独特の魅力を感じる。

  スカイツリーに到着後、展望台へ上る予約時間まで余裕があったので、少し休憩するという母と祖母と別れ、周辺を少し散策する。その後、ソラマチの正面出口から線路沿いに進んだところに駐輪施設があり、その屋上が開放されていたので、しばらくそこからスカイツリーを眺める。ちょうど夕焼け空から夜空に変わるタイミングだったので、全く異なる姿を見ることが出来た。


真正面のロータリーを越えたところの線路沿いに、絶景スポットがある。


おまけ。もうすぐハロウィンです。

  19時から、祖母と一緒にスカイツリーに上る。高所恐怖症の母は、ソラマチでお留守番。予め時間予約をしていたので待ち時間は全くなく、地上350メートルの展望デッキはもちろん、更に100メートル高いところにある展望回廊までスムーズに行くことが出来た。そして、2度目ではあるが、そこからの夜景は素晴らしい絶景だった。祖母も、かぶりつきでその景色を見ていた。ずっと楽しみにしていたようで、とても喜んでくれていたので良かった。

  母と合流し、ソラマチに入っている「ブラッスリーオザミ」で夕食。地上30階の窓際席で景色が抜群に良く、雰囲気も落ち着いていて、何より料理が美味しかった。特に、前菜(?)で出てきたジュレが美味しくてびっくりした。デザートなどで出てくる甘いムースはそれほど好きではなかったのだが、こういう形で出されると、一気にイメージが変わる。


吉田豚とバターのリエット


生うにと新玉ねぎのムース オマールエビのコンソメ


本日のお魚料理(カンパチ)


国産黒毛和牛リブロース


ベリータルト

  帰宅は23時過ぎ。明日も朝が早いので、0時過ぎには就寝。