9時半起床。身支度を整え、11時前に母と一緒に家を出て、大阪からやってくる祖母を迎えに東京駅へ。
祖母が乗ってくる列車の折り返し運転作業のために待つ作業員さんたち。
祖母と合流し、まずは日本橋にある千疋屋総本店のレストランで昼食。全員、フルーツサンドイッチを注文する。甘さ控えめの生クリームにたくさんの種類の果物がふんだんに使われたサンドイッチで、さすがは千疋屋という味だった。
続いては、同じ建物に入っている三井記念美術館へ。今は陶器の展示会をやっていて、お茶の先生をやっている祖母にとっては非常に魅力的な作品が並んでいるらしい。ただ、母と私は全くの門外漢なので、そのへんで売っている一般的な陶器との違いはほとんどわからず、むしろ美術館の建物そのものの重厚さに目が行った。財閥の力、恐るべし。
地下鉄を乗り継いで、新宿御苑へ。私も行くのは初めてで、思っていたより遥かに広いことに驚かされた。都会のど真ん中にこんなに広くて開放的な場所があるとは。珍しい花も咲いているし、バラ園も華やかで、今季初めてのどんぐりも見つけることが出来た。また、木陰の芝生に寝転んでおしゃべりしたり、本を読んでいる人たちの姿を見て、こういう時間の過ごし方もいいなと思わされた。ただ、一周歩くと、それなりに疲れる。
ホトトギスの花。ホトトギスって、鳥の名前だけじゃないんですね。
綺麗なバラには棘がある。
19時過ぎに帰宅。夕食をとり、テレビを見ながら祖母とゆっくり話をする。祖母は話好きなので、父ももう1人の祖母(元々実家にいる父方の祖母)も、いつもよりおしゃべりだった。たまには、こういう騒がしい実家になるのも悪くない。