社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

3月26日(火) 久々の夜のワンオペ。

2019年03月27日 23時41分00秒 | 2019年

 7時半起床。実質4時間睡眠なのでかなり眠いが、ダラダラしていると余計に身体が重くなりそうなので、急いで準備をして家を飛び出す。

 朝食は、コンビニで買った目玉焼きベーコンパンとシュガーブレッド。

 午前中はオフィスで事務処理と打ち合わせ。後輩と一緒に取り組む事業についての専門家さんを交えた打ち合わせで新しい発見があり、とても勉強になった。お客さんに対してだけでなく、自分たちの組織でも活用したい仕組みだ。

 一方で、かつての私の担当先で、今は別部署の管理職が担当しているお客さんから連絡があり、今の担当者の支援が薄いものになっていることがわかった。お客さんからの要望を、大変だからと受け流してしまっているらしい。確かに通常のサービスの範疇にはないことだが、困ってるんだからサポートするのが当然だと思う。なんだこいつ、というのが正直な感想だ。上司と相談して、何らかの対応を考えないと。最近は、後輩たちの純粋さや熱意に感銘を受ける一方で、ロートルたちのダメっぷりに頭を抱えることが多い。

 昼食は「鎌倉山ラメール」のチキンカツレツ弁当。カツレツ自体はかなり美味しいのだが、ソースがクリーミーすぎて、珍しくちょっと口に合わなかった。

 午後からは出張に出かける。組織のトップの方々と将来のビジョンを考えるというワクワクする仕事で、皆さんの発言を一言も聞き漏らすまいと集中した。

 16時過ぎに帰途につく。今日は最後の1時間は時間休暇を取っているので、直帰なのだ。

 帰宅は17時半前。今日は妻の会社で年度末の懇親会があり、来月の復帰に向けて社長をはじめ皆さんに挨拶をしておきたいということで、入れ替わりで妻が出かけていった。

 少し一緒に遊んでから娘に夕食を食べさせ、お風呂に入れ、ミルクを飲ませてから歯磨きをして、寝室でゴロゴロする。結構元気なので眠るまでに時間がかかるかなと思いきや、私のお腹に頭をすりすりさせているうちに、そのまま眠ってしまった。せっかくなので、そのまましばらく横でくっついていた。

 再度ゆっくり入浴してから、妻が作っておいてくれたシチューを温めて食べる。

 久しぶりの1人時間なのでゆっくりブログの更新でもしようかと思ったら、マウスが壊れて作動しなくなっていた。そういえば、最近娘がよく机の上から引っ張って落として遊んでいたっけ…。代替手段として普通は考えられるキーボードのタッチパッドはとっくの昔に壊れているので、マウスが使えないとどうにもならない。というわけで、パソコンは早々に諦めることにした。とりあえず、明日早急に新しいマウスを買うことにしよう。というか、そもそもパソコン自体もかなり古くなってきているので、思いきって全部買い替えようかしら。


3月25日(月) 頼れる先輩、頼もしい後輩のありがたさ。

2019年03月27日 23時37分23秒 | 2019年

 7時起床。娘は朝ご飯を元気に食べている。まだ少し鼻水が残っているが、体調はかなり回復したようだ。

 いつものように朝食はオフィスで。今日は梅のおにぎりとチョコレート入りのフレンチトースト。味のバランスはめちゃくちゃだ。

 今日は終日オフィスで事務処理。今年度の主な報告書類関係は終わったので、来年度の事業の企画書など、前向きな作業に時間を費やす。

 昼食は「鎌倉山ラメール」のカレー弁当。

 考えている企画の提案方法について、先輩から有意義なアドバイスをもらう。私がやろうとしているのはかなりラディカルな組織改革の取り組みで、提案方法を間違えると一瞬で潰されかねないものなので、慎重さが求められる。イケイケガンガンタイプの私に足りないその慎重さを、先輩がしっかりフォローしてくれた。本当にありがたい。

 21時半過ぎまで残業し、同じく残っていた後輩と一緒に帰る。お互いにやるべきこと、やりたいことがたくさんあって大変だが、前向きな話ができてとても良い刺激になった。

 22時半前に帰宅。夕食は人参の豚肉巻きと金目鯛の干物。

 今日は娘が夕食後すぐ、18時半頃に眠ってしまい、そのままずっと眠っているということで、何となく嫌な予感がしたのだが、案の定私たちが寝ようとした日付が変わる頃に起きてきて、そこから元気満々だった。私はお世話を妻に任せて布団に入っていたのだが、なかなか寝ずに遊びまわったり泣いたりしている娘の横で眠れるはずもなく、結局3時頃まで起きていた。


3月24日(日) 芦毛の天使よ、永遠なれ。

2019年03月27日 22時55分20秒 | 2019年

 8時起床。珍しく娘もゆっくりで、一緒に起きる。

 1時間かけて本格的に掃除をする。

 10時過ぎからウォーキングに出掛ける。まずは、ウインズ(場外馬券売場)で今日の高松宮記念(G1)の馬券を購入。これが引退レースとなるスノードラゴンの応援馬券一択である。

 そのままウォーキングを開始。ラジオを聴きながら、2時間ほどゆっくり歩く。春満開といった景色をたくさん見ることができた。

途中でちょっと水分と糖分を補給。

最後に、神社で今日のスノードラゴンの無事を祈る。勝利は必要ない。ただ無事に走り終えてくれればいい。

 12時過ぎに帰宅。昼食は出前でとったとんかつ弁当。

 午後、初めて娘を電動自転車に乗せてみる。先に妻が乗り、次に私が乗る。運転自体は娘が乗っていても安定感があって、特に問題は感じない。一方で、娘がどんなリアクションをするかを楽しみにしていたのだが、何ともいえない微妙なリアクションだった。一応新しい感覚を感じているようではあるのだが、ほとんどリアクションがなかった。

 テレビで競馬、高松宮記念(G1、中京競馬場、芝1200m戦)を観る。スノードラゴンの結果は、17着。3コーナーで不利があってヒヤッとしたが、最後のレースを無事に走り終えることができた。良かった。本当に良かった。

 私が初めてスノードラゴンの走りを見たのは、2014年の3月30日。5年前の高松宮記念だった。8番人気だったが、当日は大雨で不良馬場になっていて、それまでダートでの戦績が良かった彼に目をつけて馬券の軸にした。結果は、2着。休日出勤中に上司と一緒に職場のテレビで見ていて、手を叩いて喜んだのを覚えている。それと同時に、泥んこ馬場の中を飛ぶように駆けてくる白い馬体が鮮明に記憶に残った。

 当時の私はG1くらいしか馬券を買っていなかったので、次に彼の馬券を買ったのは同年10月5日のスプリンターズステークス。前走のキーンランドカップで8着に敗れていた彼の人気は、13番人気。単勝オッズは46.5倍だった。出走馬全18頭の中で最も持ち時計(自己最高タイム)が遅いということもあって、先輩たちからは「絶対来ない」と言われていたのをよく覚えている。当日は、当時何としても振り向かせたかった女性との初デートで、その前に朝イチで銀座のウインズ(場外馬券売場)に駆け込んで馬券を買った。今日買ったのと同じ、単複3000円ずつの応援馬券だった。デート中だったので、私はこの日のレースをリアルタイムでは見ていない。デートも終盤、これから夕食というタイミングでたまたま見たニュースで結果を知った。そこで意を決し、「実は俺、競馬をやってるんだけど…」と切り出して、「大きく勝ったから」という理由をつけて夕食代を出したのだった。その時デートをした女性とは、それから1年後、2015年の10月5日に結婚した。

 結果的に、このスプリンターズステークスでの勝利が彼にとって最後の勝利となった。ずっと彼の馬券を買い続けていた私は、たまに複勝が当たって大喜びということはあったものの、基本的には彼が出走するたびに財布が軽くなった。しかし、それでも不思議と何の後悔もなかった。今日もどう考えても馬券圏内に入ることはないとわかっていたが、買わないという発想は全くなかった。結果はともかく、私が買い続けている限りは怪我なく無事にレースを終えられるはずだと(半ば本気で)思っていた部分もある。そんなジンクスが本当にあったかどうかは定かではないが、今日も無事に走りきってくれた。

 脚部不安で1年3ヶ月の休養があったり、決して順風満帆の競走馬生活ではなかったが、61戦8勝、2着13回、3着7回というのは本当に立派な競走成績だと思う。ここ数年は芦毛ではなく白毛なんじゃないかと思ってしまうほど本当に真っ白になっていて、レースでも一目でどこを走っているのか見つけることができた。まだ走るの?来年も走るの?ということを繰り返しているうちに11歳になっていた。

 数年前には早く引退させてあげて欲しいという気持ちが強かったが、彼の頑張り続ける姿を見続けているうちに「こうなったらとことん最後まで応援するぞ」と思うようになった。同じように考える人がたくさんいたのだろう、競馬場でもネット上でも明らかに彼を応援する人が増えていった。

 そして今日、最後のレースを無事に走りきり、彼は現役生活に別れを告げた。テレビでその姿を見て、ようやくこの日が来たかという安堵感と、もう彼の走りを見ることは出来ないという寂しさで、涙が止まらなかった。ニュースサイトやインターネットの掲示板、SNS上では、たくさんの写真と共に彼への感謝や労いの言葉が溢れていた。

 私にとって彼は、人生で最も心を動かされた競走馬である。「芦毛の怪物」といえばオグリキャップだが、私にとってスノードラゴンは「芦毛の天使」だ。

 その天使は今後、北海道・静内のレックススタッドで種牡馬としての生活を始める。種牡馬も楽な仕事ではない。種付けは命懸けの作業だし、産駒の実績次第ではすぐに需要がなくなってしまう。これからも戦いは続くのだ。私にできることは、種牡馬としての成功を祈り、末永く安らかな余生を願いながら、彼の動向に興味を持ち続け、たまに人参を持って会いに行くことくらいだろう。ここまで頑張った彼には、きっと競馬の神様が最高の余生を授けてくれるだろうと信じて。

 スノードラゴンくん、これまでたくさんの感動をありがとう。そして、これからの馬生に幸あれ!

 夕食は豚肉のステーキ。

 23時過ぎに就寝。