5時20分起床。身支度を整え、6時に家を出る。今日は神戸で行われる従妹の結婚式に出席する。
新横浜駅6時11分発の東海道新幹線のぞみ99号に乗る。この列車は品川始発ということもあって、車内は驚くほどガラガラだった。新神戸までの所要時間は約2時間半。
朝食は車内で「笹八」の創作寿司ローストビーフ。お寿司としては邪道だが、結構美味しい。
新神戸には8時32分に到着。
地下鉄に乗り換えて三ノ宮へ出る。
駅のコンコースに入っている喫茶店「エスタシオンカフェ」で休憩。柚子とレモンのフローズンを注文。JR西日本系列の会社が運営するチェーンの喫茶店らしいが、今回注文したフローズンも然り、凝ったメニューが色々とあって面白かった。
タクシーに乗り、会場へ向かう。
親族控室で今日の主役である従妹の両親にあたる叔父と叔母、もう1人の叔父一家、祖母、従兄弟たちと歓談。しばらくして父と弟、甥っ子もやってきた(母は外せない用事があって欠席)。私からすると、母方の親戚が一同に会したことになる。久しぶりなので、話が尽きない。
10時半から挙式。海沿いのチャペルで、私の好きなキリスト教式の挙式だ。花嫁のヴェールダウンで母子が言葉を交わし、2人とも涙ぐんでいる。それを見ている私も目頭が熱くなる。危うく感極まって讃美歌が歌えなくなるところだった。
挙式を終え、会場の外でセレモニー。フラワーシャワーやブーケトスなどに加えて、バルーンリリースが行われた。天気がとても良かったので、青空の中を飛んでいる風船のカラフルさが印象的だった。
甥っ子はお気に入りのピンク色の風船をもらい、ご満悦。
披露宴が始まる。
前菜はオマール海老。
鯛、中トロ、縞鯵のお刺身。
フォアグラのロワイヤル。
蒸し寿司。
真鯛のポワレと鮑のデュグレレ。
シャンパーニュのグラニテ。アルコールが強いが、美味しくて完食してしまった。
甥っ子は基本おとなしく座っていたが、所々で子どもらしい遊びに精を出していて可愛かった。
牛フィレ肉のロースト。
クライマックスの花嫁の手紙と花束・記念品贈呈は、期待以上に感動的だった。花嫁(従妹)や叔母はもちろん、それまで随所でおちゃらけていた叔父が涙を流しているのを見て、こちらも思わず涙を流した。また、叔父も叔母も従妹を抱きしめながら何か言葉をかけていて、従妹はそれを聞いて何度もうなづいていた。どんな言葉なのかこちらまでは聞こえて来なかったが、きっと従妹はそれらの言葉を一生忘れないだろう。素晴らしい結婚式に出席させてもらった。ありきたりな言葉になってしまうが、どうか末永くお幸せに。
父と弟、甥っ子と一緒に帰途につく。タクシーで新神戸駅へ移動し、16時06分発ののぞみ134号に乗る。ちょうど3人席を並びで押さえることができた。甥っ子は前半こそ眠っていたが、後半は私のiPadで写真を撮ったりお絵かきをしたりして遊んでいた。ちなみに、甥っ子の絵(というか模様)が結構面白いものだったので、こっそりそのまま保存しておいた。これでTシャツでも作ってみようかと考えている。
1本前のこだま740号新大阪行きをホームで眺める。今や絶滅間際の500系新幹線だ。甥っ子も鉄道好きなので、2人でテンションが上がる。
途中、父と私でスジャータのアイスクリームを食べる(弟と甥っ子は眠っているタイミングだった)。
甥っ子の撮った写真。私と父を撮ってみたり、外の景色を撮ってみたり、トンネルを走っている時の窓の景色を撮ってみたり、かなり使いこなしている。
甥っ子のお絵かき作品。
新横浜には18時34分に到着。私だけ一足早く電車を下りて、みんなを見送る。
19時前に帰宅。妻と娘はだいぶ前に帰ってきたそうで、娘の夕食も終えてまったりモードに入っていた。
娘が眠ってから夕食。妻が親子丼を作ってくれた。美味しいし、結婚式で親子の絆に感動したばかりなので、今日の夕飯にぴったりなメニューのように思える。
お互いに今日はかなり体力を消耗しているので、22時過ぎに就寝。