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人生そのものがフィールドワーク。

3月2日(月)~6日(金) 実感。

2020年03月07日 15時12分22秒 | 2020年

 3月に入り、現職で仕事をするのが残り1ヵ月を切った。コロナウイルスの影響でイベントや会合などがいくつか中止・延期になった関係で、職場内では例年の年度末に比べてゆったりとした雰囲気が流れており、私の年度末処理もかなりの余裕残しで仕上げが見えてきた。おかげで思っていたよりは有休も使えそうだし、来年度に向けた引き継ぎや準備のフォローなどに時間を割けそうである。

 また、社内外で退職の挨拶をする機会が増え、個人的な送別会をして頂くこともあり、段々と自分がこの仕事を辞めるということの実感が増してきている。特に、5日(木)には私が入社時に教育係を務め、ほとんどつきっきりで丁寧に仕事を教えて下さった先輩が個人的に送別会を開いてくださった。今は総務部署の部長として難しい業務に囲まれているにも関わらず、私たち現場の職員の目線を尊重し、ずっと良き相談相手であり味方でいてくださる方である。山手の丘の上にある隠れ家的な高級中華料理店の個室で、びっくりするくらい美味しい料理を食べながら、昔の思い出話やプライベート、これからの組織の運営についてなど、ゆっくりと話をさせて頂いた。本当に楽しく、一緒に仕事をしていた昔に戻ったようでワクワクした時間だった。その一方で、「そうか、もうこの人と一緒に仕事をすることはないのか」ということを実感して、寂しい気持ちにもなった。うまく言葉で表現できないのだが、退職するというのはどういうことなのか、この時初めてわかったのだと思う。

 おそらく、あと3週間、どんどん実感が増していくのだろう。仕事の面でいえば、私自身の年度末処理はほとんど終わりに近づいているし、来年度に向けた準備もないので、かなり身軽な状況にある。一方で、後輩から来年度以降の取り組みに関する相談をもらっているので、その種まきのフォローに力を入れつつ、後任者が出来るだけ仕事をしやすいように引き継ぎも丁寧にしていこうと思っている。もちろん、余裕があれば休暇も取る。泣いても笑っても残り1ヵ月、悔いのないように過ごしたい。


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