8時起床。久しぶりに朝食を食べる。実家滞在の大きなメリットのひとつは、朝御飯をしっかり食べられることである。
9時過ぎに家を出て、川口駅まで歩く。ここ数日は完全に引きこもりだったので、運動が必要だ。
昔入院したことのある病院の前を通り過ぎる。
川口駅近くの公園では、地面に霜が降りていた。
川口駅前公園を抜ける。
駅前の花壇。これだけ色鮮やかな花を見ると、春が来たようにも思える。
学生の頃にアルバイトをしていた駅ナカの喫茶店。
せっかく駅まで来たので、そのまま電車に乗って上野へ出て、駅から一番近くにあった国立西洋美術館に入ってみる。企画展は、ロダンとブールデルの彫刻と素描を展示した『手の痕跡』。私は正直それほど彫刻の良さがわからないのだが、展示されている作品を見たり、彫刻の制作技法を学ぶことで、以前よりは少し興味が持てるようになった。また、本来の私のお目当てだった常設展の絵画たちは期待通り魅力的で、ちょっと覗いてみる程度のつもりが、結局企画展と合わせて2時間以上も歩き回ってしまった。
ロダン「泣く女」
ロダン「永遠の青春」
ロダン「石を負うカリアティード」(※カリアティード:古代ギリシャ建築の人の形をした柱)
ブールデル「わが子を捧げる聖母」
ロダン「考える人」
彫刻の制作技法を映像で学ぶことも出来る。
粘土の模型(右)から、石膏、テラコッタ、ブロンズ、大理石に置き換えていく。
レアンドロ・バッサーノ「最後の審判」
カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」
マリー・ガブリエル・カペ「自画像」。今で言えば、「美しすぎる画家」ってやつだろうか。
マールテン・ド・フォス「最後の晩餐」
ルノワール「帽子の女」
モネ「睡蓮」
ロダン「考える人」(中庭にある拡大版)
ロダン「地獄の門」
館内のレストランで食事をしようかとも思ったが、久しぶりの普通の(お粥的なものではない)食事なので、念には念を入れて地元へ戻ってから食べることにする。家からほど近い「新しん」の炒飯と餃子を食べ、いざとなったらすぐ家に帰れるように準備していたが、そんな心配はいらなかった。
先日大阪に行った際に私が気に入った「マッキーせんべい」を、祖母が送ってきてくれた。松原市のゆるキャラ「マッキー」のたまごせんべいで、特に何が特徴というわけではないが、シンプルで美味しいし、キャラクターも可愛い。いつか、マッキーがゆるキャラとして大成し、松原市が注目される日が来ればいいなと思う。