社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

1月11日(金)

2013年01月14日 22時53分18秒 | 2013年

  8時起床。久しぶりに朝食を食べる。実家滞在の大きなメリットのひとつは、朝御飯をしっかり食べられることである。

  9時過ぎに家を出て、川口駅まで歩く。ここ数日は完全に引きこもりだったので、運動が必要だ。

昔入院したことのある病院の前を通り過ぎる。


川口駅近くの公園では、地面に霜が降りていた。


川口駅前公園を抜ける。


駅前の花壇。これだけ色鮮やかな花を見ると、春が来たようにも思える。


学生の頃にアルバイトをしていた駅ナカの喫茶店。

  せっかく駅まで来たので、そのまま電車に乗って上野へ出て、駅から一番近くにあった国立西洋美術館に入ってみる。企画展は、ロダンとブールデルの彫刻と素描を展示した『手の痕跡』。私は正直それほど彫刻の良さがわからないのだが、展示されている作品を見たり、彫刻の制作技法を学ぶことで、以前よりは少し興味が持てるようになった。また、本来の私のお目当てだった常設展の絵画たちは期待通り魅力的で、ちょっと覗いてみる程度のつもりが、結局企画展と合わせて2時間以上も歩き回ってしまった。


ロダン「泣く女」


ロダン「永遠の青春」


ロダン「石を負うカリアティード」(※カリアティード:古代ギリシャ建築の人の形をした柱)


ブールデル「わが子を捧げる聖母」


ロダン「考える人」


彫刻の制作技法を映像で学ぶことも出来る。


粘土の模型(右)から、石膏、テラコッタ、ブロンズ、大理石に置き換えていく。


レアンドロ・バッサーノ「最後の審判」


カルロ・ドルチ「悲しみの聖母」


マリー・ガブリエル・カペ「自画像」。今で言えば、「美しすぎる画家」ってやつだろうか。


マールテン・ド・フォス「最後の晩餐」


ルノワール「帽子の女」


モネ「睡蓮」


ロダン「考える人」(中庭にある拡大版)


ロダン「地獄の門」

  館内のレストランで食事をしようかとも思ったが、久しぶりの普通の(お粥的なものではない)食事なので、念には念を入れて地元へ戻ってから食べることにする。家からほど近い「新しん」の炒飯と餃子を食べ、いざとなったらすぐ家に帰れるように準備していたが、そんな心配はいらなかった。

  先日大阪に行った際に私が気に入った「マッキーせんべい」を、祖母が送ってきてくれた。松原市のゆるキャラ「マッキー」のたまごせんべいで、特に何が特徴というわけではないが、シンプルで美味しいし、キャラクターも可愛い。いつか、マッキーがゆるキャラとして大成し、松原市が注目される日が来ればいいなと思う。


1月8日(火)~10日(木)

2013年01月14日 21時45分49秒 | 2013年

  8日も結局終日何も口にすることが出来ず、9日になってようやくお粥とゼリーを食べられるようになった。しかし、ノロウイルスの感染拡大の心配があるということで、今週いっぱいは出勤停止。せっかくインフルエンザの予防接種を受けていたのに、よりによって年始早々にこのパターンとは…。

  10日になってようやく体調が回復したので、実家に戻る。いやはや、なかなかきつい一週間だった。


1月7日(月)

2013年01月08日 13時29分54秒 | 2013年

  6時起床。発熱、吐き気、下痢による攻撃が続いており、仕事は休んで病院へ。診察の結果は、ノロウイルス。ただ、検査をしたわけではないので、もしかしたらフランスの最終日に食べた牡蠣が原因の可能性もある。まあ、原因は何であれ、常にトイレを意識しつつ寝ながら過ごすことになった。

  ノロウイルスの唯一の利点は、食欲が全くなくなることである。大体、無理に食べてもすぐに戻ってくる。そのため、口にするのはアクエリアスのみ。これが何日続くか知らないが、確実に痩せるだろう。むしろ、かなり苦しいので、痩せるぐらいしてくれないとやっていられない。


1月6日(日)

2013年01月08日 13時25分46秒 | 2013年

  予定より30分ほど遅れ、7時半前に羽田に到着。全ての手続きを終えて、解放されたのが8時半過ぎ。友人と別れ、京急とJRを乗り継いで本郷台へ戻る。

  9時過ぎに帰宅し、荷解きをしてすぐに洗濯し、そのままコタツで爆睡。

  起きたら15時過ぎで、一気に体調が悪くなっていた。朝から何も食べていないのに全く食欲がなく、寒気がするので熱を測ったら、38度を超えていた。しかも、夜からは下痢と吐き気に襲われ、上から下からひどいことになった。


1月5日(土)

2013年01月08日 13時24分55秒 | 2013年

  5時半起床。6時半にホテルをチェックアウトし、急いで昼食を食べてから、送迎サービスの車に乗ってシャルル・ド・ゴール空港へ。この空港は、本当に大きい。大き過ぎて、全体像が把握できないほどだ。

  窓口のオープンと同時に搭乗手続きを済ませ、出国手続きやセキュリティチェックも終えてから、搭乗口近くにあるカフェ「LADUREE」で休憩。確か、マカロンの有名なお店だ。注文は、ミントシロップ入りのレモネード(炭酸水)に、おすすめだというチキンパイ。ソースに私の大好きなフレンチマッシュルーム(ボビーヤ)が使われており、最後にもう一度食べることが出来た。このソース、日本でも売っているのだろうか。

ゲートまでは、電車で移動する。


ミントシロップのレモネードは、モンダミンみたいな味がする。


フレンチマッシュルーム「ボビーヤ」


デザートは、キャラメル、アプリコット、ラズベリーのシャーベット。

  その後、残ったユーロを日本円に両替してから、空港内をブラブラして過ごす。


PS3で遊べるコーナーがある。


子どもの遊ぶスペースも用意されている。


寝ころべる施設まである。


搭乗口に到着。

  シャルル・ド・ゴール空港11:00発のJAL042便に乗り、羽田空港を目指す。所要時間は約12時間の予定だったが、混雑で離陸が30分以上遅れ、実際には13時間以上飛行機に乗っていた。飛行機の中では、延々とこのブログの原稿を書いていた。私があまりにずっと起きているので、CAさんが心配して「ずっと起きていらっしゃるようですが、大丈夫ですか?」と聞きに来たりした。しかし、ガイドブックや各施設のパンフレット、撮った写真などを見ながら振り返り、こうして日記を書くというのは、旅行を再体験するようなもので、とても楽しい。

離陸前。前方に飛行機が詰まっている。