先ほど仕事の打ち合わせが終わってご飯でも食べて帰ろうと、近辺をウロウロ。
携帯のラーメン店検索サイトに「豆の家」というお店が引っ掛かりました。
名前からすると「横浜家系か?」と思ったのですが、どうもそうではなくて本格的な中華料理店で担々麺が美味しいらしい。
お腹も空いていたし、たまにはラーメン専門店じゃなくて中華の麺もいいな。
ということで、足を運びました。
地図を頼ると、青山通り沿いというかなりいい立地で判りやすいはずなのですが、これが見つからない。
あちこち往復して、ふと見ると。
某銀行のATMの入口に
こんな立看板。
いや・・・だって・・・ここ・・・銀行じゃあ・・・
ありました!ATMの自動ドアをよけて左に上がっていく階段これだ!
階段を上っていくとようやくここが目的のお店であるという確信が。
割と最近オープンしたのか、店内はスッキリしていて、清潔感がありました。
昼時を少し回った時間のせいか、店内は奥のテーブル席にいる3人くらいのグループ以外はいませんでした。
厨房には2名の店員さんでやりくりしているみたいです。
手前のホッピーのポスターが恨めしいですねえ。
中華料理屋さんなのでメニューは麺類だけでなく、定食やチャーハンもあり心も揺らぎますが、ここはやっぱり麺類行っておきましょう。
担々麺とも非常に悩んだのですが、見た目の迫力で牛肉麺(ニューロンメン)を選びました。
メニュー全体を見てもそんなに高くないし、定食でも、また夜中華料理と紹興酒とかで楽しむにもよさそうなお店ですねえ。
さてやってきた牛肉麺。杏仁豆腐が付いてくるのはうれしいサービス。
麺の上には牛肉がごろごろ。
小松菜と白髪ねぎとみじん切りのねぎ。なんかねぎだけで3種類。手を変え品を変え責めてきますな。
麺はごく一般的な中華麺。
ごろごろのお肉は「如何にも中華!」という八角やクローブの香りします。
いただきます・・・逆光のためすごい写真になってしまった。
スープは鶏がら系の旨みが強いタイプ。
主に醤油で味付けされてますが、それよりも唐辛子や八角の香りが支配的で、スープはあくまでもベース。その上に香辛料の風味が乗っかっていると考えたほうがよさそうです。
麺はあまり個性がない中加水の中細麺、縮れはあまりなく、茹で加減も少しやわらかめ、麺独自のおいしさというよりはこのスープと具を味わうためのものだし、この場合s少しやわらかめのほうが個性の強いスープとよく合うと思います。
もちろんこのごろごろ入っている牛肉もスープとはちょっと違う味付けがされていて、全体的に飽きない味の構成になっています。
中華系の麺料理を食べると、今日本で進化しているラーメンとは「別物だなあ」と思うことがよくあります。
二郎系とかそのインスパイア系が増えつつある今、ナンセンスかもしれませんが、日本のラーメンはもちろん中国から入ってきたものなのですが、日本の中で独自に進化しました。
その進化の方向はやっぱり、日本料理にあってそれは調味料の使い方に一番出ると思うんですよね。
日本料理における調味料は「素材を引き立てるため」に存在しています。
これはラーメンのスープに置き換えると、鶏がらやとんこつの素材を生かすために醤油や塩、味噌を使っているわけですね。
あくまで調味料は引き立て役、主役は素材。
中華料理の中にもそういった料理がありますが、時に調味料と素材の立場が逆転したり、また同等であったりという、幅広さを見ます。
ちょっと麺料理から離れますけど、麻婆豆腐なんて豆板醤とか山椒の実とか確実に調味料が主役の料理だと思うんですよね。
どちらがどう良いという問題ではないのですが、中華料理のフレキシブルさを垣間見ました。
さて、講釈をたれつつも食べ終わり。
香辛料をたっぷり使った料理の後は杏仁豆腐がしみますねえ。
今回は昼時で麺料理でしたが、今度来たときには麻婆豆腐とかいろいろ食べてみたいと思わせてくれる良いお店でした。
ごちそうさまでした。
ではでは
【ラーメンデータベース】豆の家
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携帯のラーメン店検索サイトに「豆の家」というお店が引っ掛かりました。
名前からすると「横浜家系か?」と思ったのですが、どうもそうではなくて本格的な中華料理店で担々麺が美味しいらしい。
お腹も空いていたし、たまにはラーメン専門店じゃなくて中華の麺もいいな。
ということで、足を運びました。
地図を頼ると、青山通り沿いというかなりいい立地で判りやすいはずなのですが、これが見つからない。
あちこち往復して、ふと見ると。
某銀行のATMの入口に
こんな立看板。
いや・・・だって・・・ここ・・・銀行じゃあ・・・
ありました!ATMの自動ドアをよけて左に上がっていく階段これだ!
階段を上っていくとようやくここが目的のお店であるという確信が。
割と最近オープンしたのか、店内はスッキリしていて、清潔感がありました。
昼時を少し回った時間のせいか、店内は奥のテーブル席にいる3人くらいのグループ以外はいませんでした。
厨房には2名の店員さんでやりくりしているみたいです。
手前のホッピーのポスターが恨めしいですねえ。
中華料理屋さんなのでメニューは麺類だけでなく、定食やチャーハンもあり心も揺らぎますが、ここはやっぱり麺類行っておきましょう。
担々麺とも非常に悩んだのですが、見た目の迫力で牛肉麺(ニューロンメン)を選びました。
メニュー全体を見てもそんなに高くないし、定食でも、また夜中華料理と紹興酒とかで楽しむにもよさそうなお店ですねえ。
さてやってきた牛肉麺。杏仁豆腐が付いてくるのはうれしいサービス。
麺の上には牛肉がごろごろ。
小松菜と白髪ねぎとみじん切りのねぎ。なんかねぎだけで3種類。手を変え品を変え責めてきますな。
麺はごく一般的な中華麺。
ごろごろのお肉は「如何にも中華!」という八角やクローブの香りします。
いただきます・・・逆光のためすごい写真になってしまった。
スープは鶏がら系の旨みが強いタイプ。
主に醤油で味付けされてますが、それよりも唐辛子や八角の香りが支配的で、スープはあくまでもベース。その上に香辛料の風味が乗っかっていると考えたほうがよさそうです。
麺はあまり個性がない中加水の中細麺、縮れはあまりなく、茹で加減も少しやわらかめ、麺独自のおいしさというよりはこのスープと具を味わうためのものだし、この場合s少しやわらかめのほうが個性の強いスープとよく合うと思います。
もちろんこのごろごろ入っている牛肉もスープとはちょっと違う味付けがされていて、全体的に飽きない味の構成になっています。
中華系の麺料理を食べると、今日本で進化しているラーメンとは「別物だなあ」と思うことがよくあります。
二郎系とかそのインスパイア系が増えつつある今、ナンセンスかもしれませんが、日本のラーメンはもちろん中国から入ってきたものなのですが、日本の中で独自に進化しました。
その進化の方向はやっぱり、日本料理にあってそれは調味料の使い方に一番出ると思うんですよね。
日本料理における調味料は「素材を引き立てるため」に存在しています。
これはラーメンのスープに置き換えると、鶏がらやとんこつの素材を生かすために醤油や塩、味噌を使っているわけですね。
あくまで調味料は引き立て役、主役は素材。
中華料理の中にもそういった料理がありますが、時に調味料と素材の立場が逆転したり、また同等であったりという、幅広さを見ます。
ちょっと麺料理から離れますけど、麻婆豆腐なんて豆板醤とか山椒の実とか確実に調味料が主役の料理だと思うんですよね。
どちらがどう良いという問題ではないのですが、中華料理のフレキシブルさを垣間見ました。
さて、講釈をたれつつも食べ終わり。
香辛料をたっぷり使った料理の後は杏仁豆腐がしみますねえ。
今回は昼時で麺料理でしたが、今度来たときには麻婆豆腐とかいろいろ食べてみたいと思わせてくれる良いお店でした。
ごちそうさまでした。
ではでは
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【送料無料】中華料理店(第7集)新版 |
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