ええ・・・いきなり「「孤独のグルメ」ってなんやねん?」と思ったと思いますが・・・・。
(Wikipediaより引用)
『孤独のグルメ』(こどくのグルメ)は、扶桑社の『月刊PANJA』誌上で1994年から1996年にかけて連載されていた原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画。
(引用ここまで)
でして、まあそれのパロディっぽく文章を進めてみようかと・・・っていうか書いていたらそういう気分と文章になってしまったので、まあお付き合いください。
じゃあ、↓ここで予習
【Wikipedia 孤独のグルメ】
【Googleで検索】
◆以下本文
今日は仕事で浦安の某テーマパークの近くのホテルで仕事をしている。
そのテーマパークが直営しているホテルだ。
午前中の作業がひと段落して、昼食の時間。
ホテル内のレストランはどこも値段が張るので、俺は思い切って舞浜駅前のモールに行ってみることにする。
移動のモノレールの乗車料金が250円もしたのは誤算だった。
そういえば、ここにはいつも車で来ているからモノレールに乗ったのはほとんど初めてだった。
舞浜駅前のモールを物色しながら歩く。
時間がないので早足で歩き回るが、鼠の耳を象った帽子をかぶった子供連れの親子やアベックがゆったりとウロウロする中、何の洒落っ気もない黒っぽいスーツの男が早足ですれ違っていく、彼らから俺はどんな風に見えるだろう?
私服警官?刑事?・・・やっぱり場違いなサラリーマンにしか見えないだろうな。
しかし、今はそんなことを考えている余裕はない。
時間までに昼食を食べてホテルに戻らないといけない。
焦っているのに、ハンバーグやらパスタやらの看板をアレコレ見て回る。
そして、どこも値段が高い。
モノレールが往復500円もすることを考えたら、ホテルで食べても同じくらいだったかも。
しかし、あんな幸せそうな人たちの空間に自分が行ったら・・・ははは(笑い声)・・場違いなだけだな。
どうでもいい妄想を繰り返しながら立ち止まったのは、焼肉店。
「日替わりランチ1200円 ライス、スープおかわり自由」と書いてある。
そういえば最近米の飯を食べてないな。
あんなに迷っていたのに、この看板に引き寄せられたのかアッサリ焼肉店に入っていった。
メニューを見る・・・あれ?日替わりはトントロだけだけど、この御膳は牛肉が3種で1500円か?・・・差額300円ならこれも悪くない。
悩みつつ時計を見やる、まあ時間は充分有った。
メニューでまだ迷っているうちに、店員が来てしまった。
「お客様ご注文はお決まりですか?」
忙しそうに店員が動き回る店内、ここで「後で」といったらまたしばらく放置されてしまうだろう。
俺は覚悟を決めて店員に「焼肉御膳」と伝えた。
程なく焼肉御膳が運ばれてきた。
焼き物にキムチとナムル2種、豆腐。
これにご飯、スープ、サラダが付く。
焼き物は牛肉3種、野菜はかぼちゃ、海老とトゥック(韓国の餅)も一緒にやってきた。
正直海老は要らない・・・その代わりトントロで付けてくれればいいのに・・・。
などと文句を頭の中で繰り広げつつも、行動としては黙々と焼肉を焼く。
厚手の肉類は早めに、かぼちゃは火から遠ざけてジックリと火を通したい。
薄めの肉はすぐ火が通るので早めに引き上げる。
肉をひとかじりしてご飯を詰め込む。
「美味い」
思わず独り言が漏れてしまった、隣のアベックが怪訝そうにこちらを見てひそひそ話す。
周りを見れば独り者の客は自分だけだ。
そういえば店に入ったときに店員が「お一人様ですか?」
そして案内中に「お一人様ですよね」
二度聞かれたっけ。
まあ、珍しいんだろうけどねえ。
俺は気にしつつも構わないふりで焼肉を食べ続ける。
ご飯もススムがこの味はビールも欲しくなる。
「ダメだ!午後からも仕事じゃないか!」自分に言い聞かせる。
「残酷だ・・・」思うと同時にため息も漏れる。
あれ?・・・気がつくとご飯がもう無い。
しかし、さっき肉を焼き網に乗せたばかりだ。
肉が焼けすぎてはいけない、でも飯も無くては・・・
「すいませ~~ん!」
かなり遠くにいた店員を焦って呼んだので自分の声が店内に鳴り響いた。
一瞬気まずい気もしたが、あまり気にしないことにする。
「お待たせしました~」
と来た店員に茶碗を差し出す
「お代わり!」
「急いで」と付け足そうと思ったが、周りの目もあるし、そこはどうにかこらえた。
うれしいことにその店員はきびきびした動きで颯爽と俺の茶碗に飯を山盛りにして持ってきてくれる。
飯が運ばれると同時に、再び食欲が押し寄せてきた。
肉を焼きつつ、飯をかっ込む。
俺の身体は製鉄所、胃は溶鉱炉のようだ。
あっ・・・餅を焦がした・・・・海老は半焼けだと生臭いな・・・このキムチも飯に合う・・・
「ご飯お代わりお願いしま~す。あとスープも・・」
うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ!
気が付けばご飯のお代わり2杯の合計3杯の飯を平らげていた。
ここで時計を見ると丁度良い時間・・・席を立って会計を済ます。
焼肉御膳、1500円。
決して安くは無かったが、満足度的には高くも無かったと思う・・・いやでもちょっと高かったか?
でも問題はこの後のモノレールで隣の駅まで行くのに250円の乗車料金がかかってくることだ。
移動費も含めて2000円・・・となるとやっぱり高いな。
うえっぷ・・・調子に乗って食べ過ぎた。
午後からの仕事・・・眠くなりそう・・・大丈夫かな?・・・あ・・・ガム噛んでおかないと・・・缶コーヒーも買っていこう・・・。
◆以上
いかがでしたでしょうか?
自分的には結構原作の空気を再現できたと・・・・まあ解らない人にはマッタク解らない世界ではあるわけですが・・・
・・・なに?
「文章だけで、漫画でないとあんまり伝わって来ません。」
ごもっとも・・・ごもっともですが、自分にはマッタク絵心が無いもので・・・いやいや・・・おそまつさまでした。
ではでは
そして↓これで復習
■孤独のグルメ新装版
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(Wikipediaより引用)
『孤独のグルメ』(こどくのグルメ)は、扶桑社の『月刊PANJA』誌上で1994年から1996年にかけて連載されていた原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画。
(引用ここまで)
でして、まあそれのパロディっぽく文章を進めてみようかと・・・っていうか書いていたらそういう気分と文章になってしまったので、まあお付き合いください。
じゃあ、↓ここで予習
【Wikipedia 孤独のグルメ】
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◆以下本文
今日は仕事で浦安の某テーマパークの近くのホテルで仕事をしている。
そのテーマパークが直営しているホテルだ。
午前中の作業がひと段落して、昼食の時間。
ホテル内のレストランはどこも値段が張るので、俺は思い切って舞浜駅前のモールに行ってみることにする。
移動のモノレールの乗車料金が250円もしたのは誤算だった。
そういえば、ここにはいつも車で来ているからモノレールに乗ったのはほとんど初めてだった。
舞浜駅前のモールを物色しながら歩く。
時間がないので早足で歩き回るが、鼠の耳を象った帽子をかぶった子供連れの親子やアベックがゆったりとウロウロする中、何の洒落っ気もない黒っぽいスーツの男が早足ですれ違っていく、彼らから俺はどんな風に見えるだろう?
私服警官?刑事?・・・やっぱり場違いなサラリーマンにしか見えないだろうな。
しかし、今はそんなことを考えている余裕はない。
時間までに昼食を食べてホテルに戻らないといけない。
焦っているのに、ハンバーグやらパスタやらの看板をアレコレ見て回る。
そして、どこも値段が高い。
モノレールが往復500円もすることを考えたら、ホテルで食べても同じくらいだったかも。
しかし、あんな幸せそうな人たちの空間に自分が行ったら・・・ははは(笑い声)・・場違いなだけだな。
どうでもいい妄想を繰り返しながら立ち止まったのは、焼肉店。
「日替わりランチ1200円 ライス、スープおかわり自由」と書いてある。
そういえば最近米の飯を食べてないな。
あんなに迷っていたのに、この看板に引き寄せられたのかアッサリ焼肉店に入っていった。
メニューを見る・・・あれ?日替わりはトントロだけだけど、この御膳は牛肉が3種で1500円か?・・・差額300円ならこれも悪くない。
悩みつつ時計を見やる、まあ時間は充分有った。
メニューでまだ迷っているうちに、店員が来てしまった。
「お客様ご注文はお決まりですか?」
忙しそうに店員が動き回る店内、ここで「後で」といったらまたしばらく放置されてしまうだろう。
俺は覚悟を決めて店員に「焼肉御膳」と伝えた。
程なく焼肉御膳が運ばれてきた。
焼き物にキムチとナムル2種、豆腐。
これにご飯、スープ、サラダが付く。
焼き物は牛肉3種、野菜はかぼちゃ、海老とトゥック(韓国の餅)も一緒にやってきた。
正直海老は要らない・・・その代わりトントロで付けてくれればいいのに・・・。
などと文句を頭の中で繰り広げつつも、行動としては黙々と焼肉を焼く。
厚手の肉類は早めに、かぼちゃは火から遠ざけてジックリと火を通したい。
薄めの肉はすぐ火が通るので早めに引き上げる。
肉をひとかじりしてご飯を詰め込む。
「美味い」
思わず独り言が漏れてしまった、隣のアベックが怪訝そうにこちらを見てひそひそ話す。
周りを見れば独り者の客は自分だけだ。
そういえば店に入ったときに店員が「お一人様ですか?」
そして案内中に「お一人様ですよね」
二度聞かれたっけ。
まあ、珍しいんだろうけどねえ。
俺は気にしつつも構わないふりで焼肉を食べ続ける。
ご飯もススムがこの味はビールも欲しくなる。
「ダメだ!午後からも仕事じゃないか!」自分に言い聞かせる。
「残酷だ・・・」思うと同時にため息も漏れる。
あれ?・・・気がつくとご飯がもう無い。
しかし、さっき肉を焼き網に乗せたばかりだ。
肉が焼けすぎてはいけない、でも飯も無くては・・・
「すいませ~~ん!」
かなり遠くにいた店員を焦って呼んだので自分の声が店内に鳴り響いた。
一瞬気まずい気もしたが、あまり気にしないことにする。
「お待たせしました~」
と来た店員に茶碗を差し出す
「お代わり!」
「急いで」と付け足そうと思ったが、周りの目もあるし、そこはどうにかこらえた。
うれしいことにその店員はきびきびした動きで颯爽と俺の茶碗に飯を山盛りにして持ってきてくれる。
飯が運ばれると同時に、再び食欲が押し寄せてきた。
肉を焼きつつ、飯をかっ込む。
俺の身体は製鉄所、胃は溶鉱炉のようだ。
あっ・・・餅を焦がした・・・・海老は半焼けだと生臭いな・・・このキムチも飯に合う・・・
「ご飯お代わりお願いしま~す。あとスープも・・」
うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ!
気が付けばご飯のお代わり2杯の合計3杯の飯を平らげていた。
ここで時計を見ると丁度良い時間・・・席を立って会計を済ます。
焼肉御膳、1500円。
決して安くは無かったが、満足度的には高くも無かったと思う・・・いやでもちょっと高かったか?
でも問題はこの後のモノレールで隣の駅まで行くのに250円の乗車料金がかかってくることだ。
移動費も含めて2000円・・・となるとやっぱり高いな。
うえっぷ・・・調子に乗って食べ過ぎた。
午後からの仕事・・・眠くなりそう・・・大丈夫かな?・・・あ・・・ガム噛んでおかないと・・・缶コーヒーも買っていこう・・・。
◆以上
いかがでしたでしょうか?
自分的には結構原作の空気を再現できたと・・・・まあ解らない人にはマッタク解らない世界ではあるわけですが・・・
・・・なに?
「文章だけで、漫画でないとあんまり伝わって来ません。」
ごもっとも・・・ごもっともですが、自分にはマッタク絵心が無いもので・・・いやいや・・・おそまつさまでした。
ではでは
そして↓これで復習
■孤独のグルメ新装版
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「 俺の身体は製鉄所、胃は溶鉱炉のようだ。」とか
「 うおォン 俺はまるで人間火力発電所だ!」のあたりで、思わずニヤリとしてしまいました〓
コメントありがとうございます。
同作品を知っている方に読んでいただきたいと思って書きましたが、コメントまでいただいてうれしいです。
「製鉄所」と「火力発電所」のところは、せっかくなので原文をそのまま使ってみました。
まああの話は川崎という土地、京浜コンビナートに引っ掛けてなんですけど・・・浦安でそれをやっても・・・まあそこは目をつぶってください。
時々この企画が出来ればと思いますので、気が向いたらまた覗いていただければ幸いです。
ありがとうございました。