あと１０年、、、と夕飯は辛く、、

この不景気、　　

　ストレスフルな日々に疲れているバッキーは　

　　今の仕事を辞めたいと　いう事が多くなった。


と言っても　

　　新しい仕事が見つからない限り　

　　　辞職はしないバッキーだけど、、、。


以前このブログに書いたが

５年ほど前　今　私が働いている店の店長をしていたバッキーが

ある日　突然　解雇を言い渡された

理由は　バッキーが店から１０００ドル盗んで休暇に行ったという

　　一人の従業員の誤解　から始まった。


誤解が解け,会社がバッキーに

　戻ってくるように言って来た時　気持ちの進まなかったバッキーに、、、


”今の生活を下げなくてはいけないような暮らしは嫌だ

　新しい仕事が見つからないなら　

　　　この会社に戻って欲しい”


と　私は　はっきり　言った　


その翌日　

　　バッキーは　この会社に戻ることを決めた。





バッキーは　私に


”オマエにとって　物質的なものは

　　　貴重なんだ”


と　言う事が　よく　ある。





少しずつ　そういった　物質欲　　とでも言う物が

　　少なくなってきている自分を感じる この頃

”仕事が嫌なら　無理してする必要ないからね、、


　今より貧しくなっても私は平気だからね、”


と　バッキーに　何度も　言う事だ、、。


ある日　そう話した私に

　　バッキーが食って掛かるように　こう言った。　


”オマエは口だけや

　そんな事言っても

　　この暮らしを捨てることはできん。

オマエは

ジャックが住んでいた　トレーラーでも　

　住めるというんか？”




　
家より安価なトレイラー（Trailer)に　貧困者　が住むことは多い。


トレイラーを立てることを禁止した住宅地もあり　


主に　トレイラーパーク　と

　　　呼ばれる場所に集まっている。


トレーラーは　何本かの棒　で支えられ立っているので

この地方に多い　竜巻の被害　も受けやすい。


　竜巻が来た時に　逃げ込む地下　がない　　とうのが

　　　一番気になり　

　　トレーラーには　住みたくない　　私だ。




ジャックさんご夫婦が住んでいたトレーラーは

　　トレーラーの中でも　古く　

　　　今にも　風に飛ばされそうなつくりで

社会福祉を受ける住民の多い　貧しい　この町の中でも　

　　最も　貧しいトレーラーパークにたっていた。



そんな彼らの生活を頭に浮かべていると、


すぐに　返事が返せなかった私に


”ほら見ろ　お前は口だけなんや”


と　いつもの台詞　をバッキーが言った。


定年まで　後１０年程、、、

　　それだったら　我慢して、、、と思うこともあるだろうけど

あと１０年だから　好きな事、、、というか

　嫌な仕事はして欲しくない。、、、とも思う、、、。



こう考えても　人生って　短い、、、ね。



　　　
　　　



写真の夕飯は　ドライカレー

暑い日は　辛いものが食べたくなる


肉類がなかったので　家にあった野菜のみ


　　ブロッコリーは軽くゆで　

　　　チーズをかけて　アメリカン風で、、



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明日の日曜はムースのファミリーピクニックで

　　朝から出かけますね

今晩は　これで　おやすみなさい、、。