1年前に
バッキーが務める会社の会長が
コロナに感染し
10日後に亡くなられる出来事があった。
コロナ禍
ごく内輪でお葬式が催された事もあり
1年後の今月
会長の家に人々が集まる事になった。
それが昨日あり
バッキーと出かけた。
会場は家の敷地内にあるバーン
駐車場から会場までは
会長のひ孫である12才の僕によっての
送迎。
バーンでは
ライブの音楽もあり
軽食が並ぶテーブルには
長い列が絶えることなく続くほど
それは多くの人達が集まった。
こういう席では
故人の思い出話をするのが
一番だろうけど
私の周りではそんな話は出ず
久ぶりに会った知人たちとの会話で
弾んでいた。
人里離れた農場に建つだだっ広い家に
今も一人で住むのが辛い奥様は
フロリダの別荘で過ごすことが多いらしい
会長の写真が並ぶテーブルに
奥様の姿を見たけれど
かける言葉が見つからなかったことや
外で働いている私は
自分から人にハグをしないようにもしているので
目で挨拶をしただけで
その場を去った。
ブッチャーから
この会社を立ちあげられた会長の元で育った子どもたちが
今の会社を経営している。
彼らももうリタイヤを考える年齢に達した。
私がパートで務めるH会社から
この会社を買い取る話しがあったけれど
断る事になったと聞いた。
会長の突然の死で
彼の長男である社長は
この会社を代々引き継ぐ事が
父親への一番の供養になると
考えるのかも知れない。
H会社が買取の話を持ちかけた時
”売ってくれなくとも私達は
貴方の店のある街に
店舗を建てるつもりですので、、。”
と
ヤクザのような脅しをかけたらしい。
中西部に250店舗をもつH会社は
小さな町にも進出し初めている。
ぽちっとね