ラッキーな日

 

今年は自宅で料理をする家庭が多くなった事からか

スーパーの売上が大幅に伸びた。

 

私がパートで働くスーパーは

丁度今年が会社設立９０年ともあり

様々なお祝いをし

伸びた売上を従業員に分け与えてもいる。

 

そんな中

ホリデーを祝い

各店舗で毎日

抽選が行われ始めた。

 

賞金は

当たるとそれこそ

自然と唇がアマゾンのロゴになる額

２５０ドル（２万５千円）と１００ドルだ。

 

 

 

カウンターで寿司を握っていると

ヒューマンリソースのチャズさんが

”イジー　当たったわよ。”

と

１００ドルのビザカードを手渡してくれた。

 

抽選に当たる事がほとんどない私は

これだけで

ツキがまわってきた気分

 

そんな時

他州から訪れた一人のお客さんから

彼が好む具で

寿司を巻くよう注文があった。

 

特別注文なので

それなりの金額を加算し

請求したにも関わらず

帰りしな

”美味しかったよ　ありがとう。”

と言って

５ドル札を手渡してくれた。

 

レストランならまだしも

スーパーで寿司のパックを作る私達は

チップなど貰うことなどないので

驚いた。

 

 

話と無関係な最初の写真は

食べれる花を加えて焼かれたクッキー