学校がある平日もアルバイトをしながら
高校に通う生徒が多いアメリカ
私が働くスーパーでも夕方からは多くの高校生が働いている。
去年の夏から働き始めた 誠君は
乳児の時に韓国からアメリカ人夫婦にアダプトされた16歳の高校生
真面目で働き者、マナーも良く
一緒に働く私としては言う事なしの青年、、、だ。
何時からか彼とスケジュールが合わず
顔を見る事もなく 半年以上が経っていたら
水曜日の夜
久しぶりに誠君と一緒に働く事があった、、、、、、、、のに
”僕、、、今日でここでの仕事は最後になるんです。” と誠君
ポートランドからアイオワのこの町に来てまだ4年と言うのに
銀行に勤める父親の転勤で
今度はテネシー州のナッシュビル Nashville に引っ越すと言う。
知り合ったばかりの彼とのお別れが残念に感じた私が
”フェイスブックのアカウントは持ってるの?” と訊くと
”ないんです。” と誠君
”インスタグラムは?ツイーターは?” と
驚いた私が質問攻めすると
どのSNSのアカウントも持っていないと言う。
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平均的な高校生と違った彼だけれど
こういう点も 又違っている。
その日仕事を終えた私に彼が
”握手?それともハグ?” と言って手を差し出す
アメリカ人なら皆 ハグでお別れをするのだろうが
私が日本人である事からそんな心使いをしてくれたのだろう。
握手をしハグをして
”貴方はこれから何をしようと人生をうまく生きてくんでしょうね
働き者で心を持った人だものね。” と言うと
小さな瞳を細くし誠君が微笑む。
タイムクラックを押しに二階に上がると
”イジーさん、電話番号を交換しませんか?” と
後から来た誠君に訊かれ
番号を交換した。
親から与えられたスマホを使う高校生が多い中
誠君が使っているのはこんな ↓ 携帯だったのにも驚いた。
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彼のご両親にも興味を持ってしまう事だ。
韓国に住む血を分けた家族に会う事を夢見る誠君
彼なら夢では終わらせないだろう。
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将来が愉しみだワン
あちらから電話番号を、って言って来たの、嬉しいですよね!
これからもいいお付き合いが続きますように。
個人スキルトレーニングだったんですね~。
高いですよね。
この夏娘に声がかかったのは2泊3日のトレーニングで270ドルで、プラスホテル代なので止めたんです。
>今時SNSをしてない子って珍しいですね~。
そうでしょう
普通の高校生と違った部分を多く持った子です
彼が社会人になって韓国の家族に会う日を知ることが出来たら 最高です
>高いですよね。
高いですよね
娘が高校時代は確か宿泊し200ドルほどでしたが まあ あれから15年はたってますよね
けいちゃん アレルギーがでて 目が開かない程ひどく 今日病院にいったようです。
キャンプでは何かで1位もらったとか、、。
収入の少ない家族の為の援助270ドルはもらえ 100ドルちょっとで参加できたようです。
リンク先の「誠君」もすべて読み返してきましたが、ある種の感動を覚えました!
好印象の高校生とせっかく再開できたのに別れとは残念でしたね。
前と今回の記事から想像するに誠君と両親は通常の甘えながら成長する親子関係ではないようですね。
厳しくて一線を引かれながら大きくなったような印象です。
かつスマホじゃーなくって携帯電話を使っているということは、よその子よりお小遣いも少額なのだと想像します。
よく地方の子が都会の大学に通っている場合はそんな生活を送っているように聞きますけど・・・。
アメリカ人の夫婦の養子にもらわれたということの一端を知った思いです。
早く韓国の親族と会える機会がやってきたらいいですね。
>誠君と両親は通常の甘えながら成長する親子関係ではないようですね。
うーーん それは何とも言えませんが
きちんと躾けられ教育を受けているように感じます
>よその子よりお小遣いも少額なのだと想像します。
例えば我が家の長女は次女のようにスポーツをしていなかったので バイトをしながら高校に通っていましたから 小遣いを与えた事はないです
衣類も車も 全て彼女が自分が稼いだお金で買っていました。
それはバッキーも同じだったようです
彼は夜中スーパーで働き高校に通っていたと聞きます
>アメリカ人の夫婦の養子にもらわれたということの一端を知った思いです。
もし 悪く思われているようならそれは違うと思います。
と言っても 私もご両親にお会いした事はないので 何とも言えませんが
いろんな方たちがいますからね
以前ベーカリーで一緒に働いた女性はフォースターファミリーの元で育ったんですが
その家には25人の子供たちがいたらしく母親とその息子に皆 虐められていたそうです
そういう事もありはしますが
悪くは解釈していないつもりです。
うまく書けませんが、養子として迎えても、べた可愛がり
しない、
「あなたは養子なんだよ」とはっきり伝える、けじめを
つけているような
印象にその養子制度の姿の一端を知った気がしました。
そういう事だったんですね
確かに私が知る限りの方たちは皆小さい頃に 養子である事を伝えられています。
実の親に会いたい、、、と言う人に会ったのは誠君が初めてでもありました