犬に攻撃を受けた彼女

　
土曜日の朝　いつものように　急ぎ足で

　　　バタバタと　職場に着いた私に
　

夜中から働いているベーカリーマネージャーのキャシーさんが



”いいニュースがあるわよ。”　と　

　　明るい表情で　切り出した。


人の表情が　こんなにも相手の気持ちに影響を与えるんだ


　　と　しみじみと　感じた瞬間でもあった


一瞬　春のような　暖かい風に吹かれた。



キャシーさんの云う　Good news　は、、、、

ラッピングの仕事に　新しく　雇った女性が

　　　ケーキデコにも興味を持っている　と言う事だった　


　　　


そして　キャシーさんが　その女性の事を

　　大まかに　説明し始めた。


小柄な彼女は　

　　前髪の一部を長く伸ばしている他は

　　　　　短く剃っている事。


彼女の子供たちは　隣の町に住む彼女の両親の元で

　　　　　暮している事


今年の夏　犬に攻撃を受けた　彼女は

　　顔に傷がある事、、、、。　






”８月の終わりから３度の手術を受けたらしいんだけど

　　とても綺麗に処置をしてもらってるのよ。”　と


　キャシーさんが付け加えた。


その彼女　ディスタニーさん　と

　　　今日　職場で一緒だった。



　　　



犬から攻撃を受けた事故で　ニュースに取り上げられるのに

　　ピットブルが多い。


レイラの事もあり　それが一番　気になっていた　私は


”犬に攻撃を受けた　って聞いたけど　

　　何の種類の犬だったの？”


　　と　ディスタニーさんに聞くと


”分からないの”　　と首を振って言った彼女が　

　　　その事故の事を話し始めた。



　　　


今年の８月　

従姉と通りで　待ち合わせ　をしていた彼女は


何気なく　体の向きを１８０度変えるや


突然　犬にアタックされ　

　犬が去って　すぐに　その場に現れた従姉に連れられ


　町の病院に　行き


犬によって　引き裂かれた鼻　の手術他を　

　　　３度にかけてしたという。



何の種類の犬か　分からない　と言う事は　


　犬のオーナーも分かっていない　と言う事だ。


彼女の鼻の真ん中には　４センチぐらいの細長い傷がある。


　医療費が高額であるアメリカ、、、


こういった場合　誰がその費用を支払うのだろうと　


　　疑問に思った私が　彼女に聞くと


その事故が起こった州である　アイオワ州の　”Crime Victim”　という

　　犯罪にあった被害者の為の　保障制度が　

　　　すべて　支払ってくれた　と話してくれた。



　この話を聞いて　真っ先に　浮かんだのが

　domestic violence　DV　　だ。



　それを聞くと


”もちろん　DVは対象になる”　と　

　　力強く　彼女が言った。


　　　
そして　１５年ほど前、、だったか　

　　バッキーに殴られ　

ブラックアイを作ってしまった日の事を

　　　　　思い出した。、、、、（続く、、、笑）



　　　　　　　


　　　



　ディスタニーさんに　

私がピットブルを飼っている事を話すと


　　”私はピットブルが大好きよ

　　とても　賢くて従順な犬だわ。”　　と

　　　　言って下さった。




　ディスタニーさんは　

警察所で　この犯罪被害者のアプリケーションをもらい

　　申請したようだが

ネットでも　それは出来ると思う。　Crime victims　で検索するといい





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明日はお休み
午後　美容院に行き
夕方から　パットさんが住むキャビンであるパーティーに
行ってきます、、、。
キャラメルアップルサラダと　お稲荷さんを持っていこうかな　と考え中
それとも　ポテトサラダを買って持っていこうかな？？