このイベント の中の一つであるライブオークションは
会場の駐車場で行われた。
陽の照る中
私も義理妹夫婦や友人たちと参加した。
ここで競われる品々には室内に並んでいた品より
ユニークな物が多かった。
ビール瓶のキャップで作られた星条旗や
ほら シカゴカブスのデザインテーブルセットも
同じようにビール瓶のキャップで
ガラステーブルが飾られている。
それらの品が落とされるのを見ていると
車いすに座った男性がオークションにやって来た。
”イジー 彼はね川で事故に合って半身不随になられたのよ。” と
30代と思われるその青年を指し
りたが言う。
”彼女(オーナー)より経済的な援助を必要としている人は
他にたくさんいるけどね、、。” と
オークションが始まる前に
りたが私に囁いた のは
この青年の事が
彼女の頭にあったからかも知れない、、、とハッとした。
このライブオークションで
1600ドル (約16万円)と言う高額で落とされた物は
大学のフットボール試合のチケット8枚だった。
チケットをこのイベントに寄付しただけでなく
送迎もしてくれるという人は
この町で知られているようで
”00さんの送迎付きですよ
車の中でのパーティーも楽しいですよ。” と
値段を上げるためオークショナーが皆に声をかけていた。
それにしても1600ドルと言う金額は大きい。
私だったらこれらのチケットを買ってくれる友人がいるかどうかも確かめ
前もって計画が立っていないと落とせる金額ではない。
1600ドルと言う金額にも驚いたけれど
その後オークショナーが皆に報告した内容に再度驚いた。
何と このチケットを1600ドルで落とした人は
全てのチケットを
ご主人を亡くされた夫人と成人した子供たちに寄付されたのだ。
こういった行為は アメリカあるある でもあるけれど
1600ドルと言う金額である事もあり驚いた。
このイベントでどのぐらいの金額が集まったか
知らないけれど
かなりの額になったと想像する。
ご主人を亡くされた夫人が
川の事故で半身不随になった青年にハグをし
会場で長い時間話されている後姿をみて
頂く支援金を夫人はこの青年に贈られるかも知れない、、、と
そんな事を思った。
日本も災害時などの支援金・義援金とか
24時間テレビ『愛は地球を救う』チャリティーイベントとか
あるにはあるのですけど
身近なようで身近ではない?
冠婚葬祭のお金も、元々は特にお葬式は助け合いの精神からだったと思うのですけど
とても形式的なものになっていますよね。
≪貰った同額をお返しする≫
それも最近は、家族も減って
こじんまりしたものになっていますけど。。。
そう言えば日本の場合親戚や会社関係ご近所さんたちになるかも知れませんね
そう考えるとアメリカの場合 もっと広範囲に人々が助け合うように感じます ただ自分で出来る事をするって感じですが
>ビール瓶のキャップで作られた星条旗・・・シカゴカブスのデザインテーブルセット
作る人はそれなりに楽しいかも知れませんが、これが売れるんですね!?
>1600ドル (約16万円)と言う高額で落とされた物は大学のフットボール試合のチケット8枚だった。
これは、目的が購入ではなく、形を変えてお金を出すことが目的のようですね。
>全てのチケットをご主人を亡くされた夫人と成人した子供たちに寄付されたのだ。
ありゃ、なんと気前のいい!
>頂く支援金を夫人はこの青年に贈られるかも知れない、、、とそんな事を思った。
なるほど!
瓶のキャップにフットボール試合のチケット、そして青年へのハグ・・・
観てはいないのですが、今NHKで放送している番組に「This Is Us 」っていうタイトルがありますが
↓
https://www4.nhk.or.jp/this-is-us-2/
それを思い出しました。
>作る人はそれなりに楽しいかも知れませんが、これが売れるんですね!?
ハハハ 笑ったじゃないですか
星条旗をデザインにしたアートを家の壁に飾る人も多いです。
>目的が購入ではなく、形を変えてお金を出すことが目的
そうです。 皆その気持ちでやって来るのです
だから例えば100ドルの商品券が100ドル以上で落とされたりします
>ありゃ、なんと気前のいい!
この方はお金を寄付しただけでなく ご家族が楽しむ時間も持つようにと その贈り物もされたのですから 素晴らしいですね
ご家族と親しくされている人でしょうが
>「This Is Us 」
私がはまった番組です
以前紹介したと思います
1600ドル!!
確かにそう言う話、よく聞きますよね。
まだお若いんですよね
仕事での事故でもないですし、、。
ボートでの事故って怖いですよね
この催しでは参加者が買った物がまた寄付されるっていろいろありましたね。