日々の覚書

MFCオーナーのブログ

Just Missed The Train

2008年05月26日 22時27分21秒 | 時事・社会ネタ

元TBSの川田亜子自殺、のニュースには、ほんと驚いた。信じられない思いである。確か、去年の春TBSを退社してフリーになったはずだが、近頃落ち込んでいるらしく、ブログの更新内容を見ても元気がない、大丈夫か? なんて記事をネットで見た矢先の出来事だ。若く美人で、フリーになって一年過ぎたばかりの、未来も可能性もある人が自殺してしまった、なんてニュースが報じられれば、それだけで「裏に何かあるんじゃないか」「本当に自殺なの」と勘ぐりだす人も多い訳で、現にネット上のあちこちで、色々な噂が飛び交っている。ま、いずれ、格好の週刊誌ネタになるのだろう。

川田亜子、個人的に好きなタイプであるのは否定しない。それだけにショックだった。慎んで、ご冥福をお祈りします。

さて、話は変わるが、皆さん、コンピニやスーパーなどであれこれ物色してる時、ふとBGMが気になる事ってありませんか? いや、きっとあるだろう(笑) コンビニのスイーツのコーナーの真上にスピーカーが置いてあって、丁度自分が通りかかった時に「あ、この曲...」と足を止めてしまい、ずっと聴いていたいばかりに、欲しくもないスイーツを手にとって眺めるフリをしながら、スピーカーの下に佇む、という経験、一度は二度はあると思う。その時スピーカーから流れていたのは、普段からよく聴いてる曲ではなく、耳にしなくなって何年も経つ、だけど大好きな曲だったり想い出深い曲だったりする。だから、余計にそこから離れられない。今日の僕が正にそうだった。

コンピニの中でふと聴こえてきた曲、それはトリーネ・レインの「ジャスト・ミスド・ザ・トレイン」だった。トリーネ・レイン。ノルウェーの人気歌手。1994年にデビューアルバムが本国でチャートの一位になり、一躍スターダムに躍り出る。“北欧のマライア・キャリー”と呼ばれていた事はあまり知られていない(笑) 日本でも、それこそ12~3年前に、エイス・オブ・ベイスらの成功により、一時期“北欧ブーム”みたいなのがあって、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドといった国の人たちが、音楽誌等で話題になっていた時がある。トリーネ・レインも、その波に乗って日本に紹介された。僕が彼女の1stを聴いたのもその頃だ。

なかなか情感豊かな歌手だった。いわゆる“歌い上げ”タイプだろう。1stも、音楽的には、当時英米のトレンドだったR&Bやヒップホップの雰囲気はなく、オーソドックスなポップスという感じ。派手な作りではなかったが、何度か聴いてたらトリーネ・レインの歌にハマってしまった。もう長い事聴いてないので、もしかすると、印象が違うかもしれないが^^;

その1stの一曲目に収められていたのが、ノルウェーで大ヒットしたという「ジャスト・ミスド・ザ・トレイン」であり、僕はとにかくこの曲に惹かれた。実に良い曲だ。トリーネの歌もいいよ。先程、“歌い上げ”系と書いたが、この曲に関しては、徐々に雰囲気を盛り上げていく歌唱が、曲を引き立てて実に素晴らしい。大ヒットしたのは、曲の出来より、彼女の歌によるのかもしれない。そんな曲だ。

トリーネ・レインの名前を聞かなくなって久しいので、YouTubeにあるだろうか、と半信半疑で検索してみたらありました! ミュージック・ビデオでないのが残念だが。

Just Missed The Train/Trine Rein

検索してみて知ったのだが、この曲、ケリー・クラークソンという人も歌っている。こちらはミュージック・ビデオがあったので、よろしかったらどうぞ。

Just Missed The Train/Kelly Clarkson

やはりトリーネ・レインのバージョンの方がいい。ケリー・クラークソンのも悪くはないが、グランジ風ギターを配したアレンジがちょっとな...(笑)

今日いきなり、あんな所で、「ジャスト・ミスド・ザ・トレイン」が聴けるとは思わなかった。でも、遠い昔の思い出というのは、前触れもなく突然思い出すものなんだよな。悲しかった事も嬉しかった事も恥ずかしかった事も(笑) 

コメント (7)
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