で、前回より続く(笑)
という訳で、今度はうららかな春の日曜日、やはり桜を見に出かけたのである。フェラーリなんて買える訳ないから、国産車でのお出かけだけどね(爆)
去年の夏、等々力渓谷という、都内にある渓谷へ行ったのだが、非常に素晴らしい所で、また来ようなんて思っていたけど、ここは桜もキレイだと聞いたので、我々は久しぶりに等々力渓谷に向かった。で、まずは駐車場のある等々力不動尊に到着してみると、
なんと、その日は4月8日、すなわち花祭りの日であった。花祭りとはご存知の通り、釈迦の誕生日を祝うものだが、灌仏会というのが正しいらしい。そういえば、4月8日生まれの友人がいたなぁ、なんて思いつつ(笑)、せっかくなので、甘茶をかけてお祝いしてきた。
境内では、お囃子の生演奏も。
さて、肝心の桜だが、厳密には渓谷ではなく、ちょっと違う方角にあった。
そんなに規模は大きくないけど、こちらの桜も見事。京都にいるみたい、なんて発言をネットで見たけど、確かにそんな感じ。とても、東京23区内とは思えない。
この等々力渓谷、及びその周辺は、日本庭園なんかもあって、ほんとにいい所である。近所に古墳もあるらしいので、今度行ってみよう。
最後に余談だけど、“おしゃかにする”という言葉があるが、これは灌仏会に関連する鍛冶職人の隠語で、あぶり過ぎて失敗した金物の事を、江戸訛りで“し(ひ)が強かった”→“4月8日だ(しがつよっかだ)”→釈迦の誕生日、という連想から生まれたらしい。豆知識でした(笑)