「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

遠野郷舘めぐり・春の陣

2005-05-02 19:49:03 | 歴史・民俗
遠野も桜が満開、いい季節となった。そんな中、サイトリンクいただいている城関連サイトの管理人さん、八戸のI氏をお迎えしての遠野郷舘めぐりを5月1日、2日と2日間実施した。
一日目・・鱒沢舘(遠野地方最大級の山城、威風堂々の空堀は見事の一言)、谷地舘(二日町、宇夫方氏居舘、往時の痕跡皆無)、西風舘(日影、宇夫方一族悲運の舞台、新発見有り、遺溝保存状態まあまあ)、駒木舘(海上、謎の山城、研究者未踏の知られざる舘)、阿曽沼館(阿曽沼支配の原点)、おまけ・東禅寺跡、あえりあ遠野にて語部、じんぎす館にて名物ジンギスカンでの親睦会・・冷麺二次会実施。
二日目・・中村判官堂(橋野・義経北行伝説)、大槌城(上閉伊郡最大級、県指定史跡、難攻不落)、柏舘(定内)、風呂家・駒形神社(上郷・義経北行伝説)、平田砦(下有住、気仙対南部の合戦地)、外舘城(下有住)、世田米新城(世田米・対遠野の牙城、阿曽沼氏縁の城)、達曽部舘(達曽部、多田氏居舘、平山城)・・・以上

充実した舘めぐり、史跡めぐりができたと思っております。八戸のI氏も大満足のご様子。今回は三度目の遠野の陣、晩秋の頃も開催できたらと考えております。

八戸のI氏と共に城攻略の楽しさ、ノウハウを教えていただいた東京都のI氏、今回はご一緒できませんでしたが、このお二人は唯一南部氏をはじめ北奥羽の歴史を語り合える仲間といえる人達、インターネットという媒介を通じ知り合い、今はオフの状態でも何度か直接お会いして懇親を深めております。今のところ遠野郷のマイナー、ローカルの舘を本格的に調べご紹介しているのは私含みの3人だけ、願いはこの大切な郷土の史跡を守り、長く後世に伝える、もう少しこの輪が広がってほしいとも考えているところでもあります。しかし、反面、知られざる謎の地域としてあまり多くの方々に知られてほしくない、荒らされたくない、こんな気持ちも正直ございます。今後、遠野も含み舘めぐりされる方々、大切に守り伝えるという考えにて史跡めぐりを楽しんでください。

八戸のI氏との夜の親睦会、迎撃オフはジンギスカンでしたが、これを知った家族が悔しがり、2日も舘めぐりを終えて帰宅した小生の目に写ったのは今夜もジンギスカン、連続のジンギスカンである。が・・私は食べました。「うめがったじぇ」三日続けても食べれます。4日連続は流石に食べれないかも・・・。

画像は大槌城からの大槌湾
コメント (8)
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