「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

サムトの婆的・・?

2005-05-26 17:54:04 | その他
 朝から晴れ渡り、気持ちのいい午前中、画像収集へと出かけて、いつしか高清水の展望地へと至っていた。
 盛んに牛の放牧が始まっている、また所々には残雪、下界は水田がまるで太古の遠野が湖だった名残のように光輝いていた。

 画像は、遠野から見る岩手山・・・頭のみしか見えませんがね。

 
さて、4年前に車から財布を盗難されたことがあった。鍵は抜いたものの鍵かけはしなかった。駐車場所から数十メートル程度のところでの用向きであったことと、木々はあったが見通しが案外良い場所でもあったということで油断していたのが原因だと思ってもいた。
 少し用向きに時間がかかり、帰る頃はほとんど真っ暗、そして財布は運転席のハンドル下の物入れに入れておいたのだが、翌日まで気がつかなかった。
 翌朝、学校に子供を送った帰り、缶コーヒーでも買おうととあるに商店に寄ったが、財布には五千円札一枚が入っていたはず、お金を細かくしなければと思い、財布を捜すも無い、車内を10分程度探したが ないっ 家に忘れたかもしれないということで、家に帰ってからも心当たりを探す、それでも無い、またまた車内を探したが遂に見つけることはできなかった。
 思い起せば、昨夜、車をロックせずに1時間程度離れたあの時にやられたか、と頭をよぎる・・探してもなければ盗られたに違いない、無性に悔しく、さらに人通りも結構あったなと思い出す、その足で警察署へ行き、盗難届けを提出、簡単な現場検証も実施、思ったより面倒でもあった。それよりも財布に入れていた金融機関数社のカード、こちらの対応の方が面倒で時間もかかった。
 ということで、金額はともかく、カード等の手続きがけっこう大変であったと記憶している。

 そして今年5月、自家用車の調子が悪い、かねてから修理をお願いしていたが、地元の修理工場経由で直接花巻の販売支店に持って行き、そこでの修理となった。3日で修理完了、地元の修理工場に車を取りに行きびっくり、助手席の上に埃まみれの黒い財布が置かれていた。
 工場の人「なんだか、すらねどもよ、財布どこさがおずであったずじぇ(よくはわからないが、財布がどこかに落ちていたそうです)」・・・これは・・4年前に盗られたと思っていた財布、俺の財布・・中身はそのまま、カードも全部ある・・しかし、五千円以外はもう使えない・・損したような儲けたような・・・それでも五千円はみっけものでした。
 財布は聞くところによりますと、ハンドル下といいますか、ハンドルが付けられているボックス、ウインカースイッチやライトスイッチがついてあるところの下部の隙間にスツポリと入っていたそうです・・・汗

まさに遠野物語でのサムトの婆的出来事・・笑・・しかも風の強い日であった。
簡単に他人を疑ったりしてはいけないとつくづく思った出来事でした。
コメント (3)
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