「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

ここ数日の話題

2005-10-08 10:16:15 | その他
 遠野郷も黄金色に染まり、稲刈りも急ピッチという感じ、我家は田んぼを知人にお貸ししているので、今は稲作農家ではなくなってしまいました。
 
 10月4日は、急に飲会のお誘い、近所のお宅にてカラオケ大会、テレビショッピングやらで話題のマイクにカラオケが内蔵されているタイプ、自宅のテレビにつなげばOKという優れもの、時代もますます進化といった具合ですね。
 さて、はじめのうちは、恥ずかしさもあってなかなかマイクに手がいかない、しかし酔いも回ってきますと、各自の18番も登場、気持ちよく歌っても70点台、そう点数がでるタイプ、しかし、内心はもう少し点数はでるはずの思いがあるのか、持ち歌すべてを出し切るほど盛り上がりよう・・・私も含み全員か?
 そんな中、なな・・・ななんと私は二曲つづけて96点をマーク・・これには拍手喝采と混じって、なんでそれほど上手いわけでもないのに高得点なのか・・と疑問の顔・顔・顔・・私にもよくはわかりません・・私は音痴ではないっ、これだけは言っておきます。
 宴もたけなわの頃、同集落の方の訃報が飛び込んでくる、同じ班のお宅でもあり、このまま宴会をつづけるわけにはいかない、早速解散となり顔出しに順次皆さんと出かける。
 翌日は勤務で、我家の女性たちがお手伝いに行く、翌日は非番、すぐに帰宅すると礼服に着替えて、出棺、火葬、さらに夕方からは念仏。
 そしてその翌日、葬儀である・・・同じ班といっても僅か6戸しかない、山稼ぎといって昔でいう墓穴堀りであるが、昔から伝えられる慣わしに習って事を進めるわけです、亡くなられた方は、この山稼ぎでの師匠的な方でなかなか博学でもあって、うまく班内では伝えられておりましたので、なんとかなりました。
 既にここ2年で班内では3名の方が亡くなられ、私も山稼ぎの奥義までには至りませんが、経験がものを言う・・そんなことでもありなんとか見よう見まねながらやれるところまでは来たと思っております。それにしても班を構成する家の数が少なく、たいへんでもあります。
 冠婚葬祭に関する地域に伝えられるもの、今現在にふさわしいとは思えないこともありますが、それでもこういった風習とか、儀式も伝え守らなければならないものかもしれません。
 男達もたいへんですが、下まわりと称する女性達の仕事もさらにたいへんでもあるようです。
コメント (8)
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