卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

中山平温泉 菊地旅館

2014-05-09 00:19:54 | 温泉(宮城県)
秋田市立千秋美術館の企画展「MOA美術館名品展」に尾形光琳の「紅白梅図屏風」が出品してるから行きたい!!と思ってたところ複製の出品だってよ。何じゃいっ!無理して行かなくてよかったわ。
国宝の紅白梅図屏風は元々津軽家が所蔵してたのはあまり知られていない…。
傷みが激しい為にMOA美術館から門外不出で、梅の咲く頃の2ヶ月程度しか展覧出来ないんだって。
本当は弘前にあるべきものなのにな~…って今更無理な話。ま、どうでもいい話。





だいぶ前の「鳴子温泉」巡りの昼の部の二湯目にこちらの「中山平温泉」の「菊地旅館」へ行ってきました。


場所は、中山平温泉の国道47号線と逆の山手の線路沿いの通り沿いの中山平温泉駅寄りの「あすか旅館」の近くにあります。



こちらは鄙びた温泉旅館です。

日帰りも受け付けていますが、場合によっては入れないことも多いようなので、行く前に電話で要確認が無難らしい。


玄関で声を掛けると居間?で寝ていた主人が対応してくれました。
料金は後払いでって事でした。


その日は混浴の浴槽がぬるいってことで女湯に通されましたが、混浴も入りたければ入っていいよと主人。


女湯と混浴は繋がってますが、引き戸に突っ掛けの錠みたいなのがあって、混浴側からは入れないようになってます。
女湯側からは木製の錠を外して入れます。混浴に男性がいなかったら入ればいいのでしょう。
アナログな仕組みながら女性には優しい造りです。


まず混浴浴場へ。

浴槽が二ヶ所ありますが、右側の浴槽は湯が張ってなかった。


カランは2ヶ所あります。


浴槽は36度の2人サイズ。

源泉掛け流しです。

投入量は一定ではなく、間欠状態。


お湯は無色透明、無味、無臭、弱ヌルヌル感あり、茶色小粒湯華大量にあり。


ちなみに右側の浴槽はお湯が張ってたら激熱設定になってるそうで、湯温と湯華調整の為の溜め湯という扱いのようである。



女湯に戻ります。

女湯は浴槽が一つ。


カランは1ヶ所あります(シャワー無し)


浴槽は42度の2人サイズ。

源泉掛け流しです。


お湯は混浴と同じ様だ。



そんなわけで良い湯でした。



風呂から上がって料金支払って帰ろうとしたらご主人に「囲炉裏でコーヒーでもどうぞ」と言われましたが急いでいたので断った。
何でもこちらの主人は大の話好きらしく、それでいて知識豊富で、延々と温泉話をしてくれるらしい。他のブログでもよく見かけました。
本当に急いでいたので何とか逃れられたのかも?(笑)
いろんな温泉話を訊きたい人はこちらの主人目当てでどうぞ。


ちなみに旅館内には謎の大量の観葉植物…。


個人的オススメ度・☆☆☆


泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・59.1度(源泉掛け流し)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

立寄料金・550円
備品・ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、石鹸
施設・宿泊、日帰り

住所・宮城県大崎市鳴子温泉星沼54-1
電話・0229-87-2420
立寄時間・10:00~20:00
定休日・不定休