チョボラ仲間は殆どが「年金生活者」です。
しかも遺族年金をもらっている人も多いのです。
『生きている時はしっかりお世話したし、癌にかかった時も精いっぱいつくしたから、お父ちゃんの事は殆ど思い出さないが、二カ月に一度だけは仏壇の前で【お父ちゃんのおかげです。ナンマンダブ・ーチーン】ってするよ
』
という豪の者もいます。
偶数月の15日過ぎると、ランチを済ませて帰り送るときに、
『郵便局は寄らなくていいの?』『銀行は』と聞きます。
生活費を下ろしたり、他の口座の振り替えをしたり、いまだにキャッシュカードではなく“通帳とハンコ”にこだわる人もいます。
そんな年金生活者を食い物にする『悪質商法』特に『つぎつぎ販売』と称する詐欺について放送していた。
『ちょっと見るだけでいいから会場まで見に来てぇ』
と高級呉服の展示会に連れて行き、高額な着物や、宝石などを強引に買わせます。
払えないからと断ると、「少しずつ払えばいいクレジット」を組ませて断りきれない高齢者は言葉を飲み込んでしまう。
最初は少額だが、支払いが終わらない内につぎつぎと品物を押しつける。
7万や8万の年金で、毎月の支払いが十数万になり、「ニッチモサッチモ行かなくなる。」
呉服ばかりではない。
こんな記事を見つけた。
認知症の夫と足と目の不自由な妻が、住宅リフォームや高級ふとんなど一千万円を超えるクレジット契約で支払い不能になり、信販会社が自宅を競売にかけている事例を紹介。
「悪質業者が悪いのは当然だが、同時に問われるのは支払い能力を超える契約を次つぎとした信販会社の責任だ」
腹が立って仕方がない
今日の写真は『紺碧の空』