葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

春は床から……。

2013-03-05 22:00:26 | 中間詩的つぶやき

  眼が覚めましたが起きるのがつらい、が寝ているわけにはいかないのが

浮世の辛さです。 磁石の-(寝床)から+(からだ)を引きはがすようにして

立ちあがります。 早く仕事を終えてふたたびここに戻り、「お前(寝床)」の上

に体を横たえるのが何よりの願いだ!と二三歩あるき始めて、本当に目が

覚めました。 夢のなかでも一生懸命起き上がる「真面目な」勤労者精神の

発揮です。

 それにしても、いよいよ、「春眠暁を覚えず」の季節がやってきたわけです。

昨日は休日、その証拠には歩数計の数字は朝の赤旗配達の4000歩から動

いていません。 帰ってきて風呂に入り朝飯をくってから寝床に潜って午前中寝

ていたし、その前日は日曜日で歩いていません、体調が悪く夜出るべき会議を

欠席して寝てましたから寝不足で、こういう夢になるわけがありません。

 kaeruは季節の変わり目を身をもって、夢をもって知るのです。

 

 俳句の季語 「蛙(かわず)の目借り時」 とは、晩春の眠気を誘う時期のもので

すが、一足早くやって来た春です。

 「老いては子に従え」 から 「老いては床に従え」に……。

コメント
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